任天堂のゲーム、マリオシリーズに登場する敵キャラクター。
主人公マリオ(ルイージ)の永遠の宿敵(?)。毎回ピーチ姫をさらっては、マリオに倒されている。
「スーパーマリオRPG」や「スーパーペーパーマリオ」では仲間になり、ピーチが主人公のときはマリオを捕まえるがピーチに倒される。
マリオカートシリーズやマリオゴルフシリーズでは、重量・パワーの存在感を見せつけている。
マリオパーティシリーズでは基本的にマリオたちのジャマばかりしてくるが、コインを持ってないプレイヤーや最下位のプレイヤーにはやさしくする一面も
ちなみにクッパの威厳は下がり気味だが部下からの信用は厚く、クッパを裏切った仲間を許すという部下に対するやさしさがある
「マリオパーティ2」や「マリオ&ルイージRPG3!!!」にて、辛党で肉好きであることが明らかになっている。
「スーパーマリオサンシャイン」で一人息子のクッパJr.が初登場した。
名前の由来は同名の韓国料理である。
主な登場作品
アクションシリーズ
- スーパーマリオブラザーズ/スーパーマリオブラザーズ2
- 各ワールドの-4(SMB2の9-4を除く)にボスとして登場。攻撃手段は5-4までが炎、6-4と7-4がハンマー、8-4は炎とハンマーの併用。ワールド1〜7(および、SMB2ではA〜Cも)のクッパは手下がなりすましたにせものであり、キノピオをとらえている。8-4(およびSMB2ではD-4も)のクッパは本物で、ピーチをとらえている。どのワールドでも、奥にあるオノをとれば足場の縄を切ってクッパを溶岩に落とし、撃破となる。
- スーパーマリオブラザーズ3
- ラスボスとして登場。この作品からクッパは最終ボスとしての位置づけでの登場が多くなった。
攻撃は炎と押しつぶし。今回は足場のレンガがクッパの押しつぶしで壊れるため、これにより自滅している。今回ハンマーはマリオの武器になっており、これはダメージを与えられる。
- スーパーマリオワールド
- ラスボスとして登場。
クッパクラウンに乗り込んでおり、最初は自分から攻撃せず、メカクッパを投げる。そのメカクッパを踏みつけて気絶させ、投げ返すことでダメージを与える。2ダメージごとに上から炎を降らせてくる。2ダメージ受けると鉄球を投げるようになり、4ダメージ受けると飛び跳ねて移動するようになる。
- スーパーマリオ64/スーパーマリオ64DS
- 3つあるクッパコースのボス。どの対決でも主な攻撃パターンは炎と突進、ジャンプ。ステージ周囲に爆弾が設置されている。1回目「やみのせかいのクッパ」ではあまり強くないが、2回目「ほのおのうみのクッパ」ではジャンプで衝撃波を出さずにステージを傾ける。3回目はジャンプで衝撃波を3本出したり、上方に炎を吐くことによって上から火炎弾を降らせるなど手強くなっている。この作品ではクッパのしっぽをつかんで振り回して投げることができ、これによって爆弾にぶつければ撃破となる。3回目は合計3回爆弾にぶつけなければ倒せない。
- スーパーマリオサンシャイン
- ラストボスとして登場するが、それまでは出番がない。ステージは熱湯で、熱湯に浸かっているクッパ自身は炎を吐くだけだが、まわりの砲台がキラーを発射してくる。
- スーパープリンセスピーチ
- ラスボス。戦闘は2段階で、1段階目は炎や突進、ジャンプでの攻撃。一度倒された後巨大化して復活、ボム兵やハンマーを投げてくる。一度倒した後、巨大化して復活するというパターンはのちの作品にも受け継がれている。
- New スーパーマリオブラザーズ
- 戦闘は2回。1回目はワールド1-城のボスとしての登場で、ここでも後ろに足場を落とすスイッチを用意しており、これで溶岩に落とされ体が骨だけになる。ほねクッパとなってワールド8-城1でも溶岩に落とされてバラバラになっていたが、クッパ城でクッパJr.の手により少し大きくなって復活。攻撃は炎とジャンプだけだが、炎のパターンが大幅に増えている。やはりスイッチで足場を落とされて敗北。
- ヨッシーアイランドDS
- 過去の世界を舞台にしているが、クッパ自身は未来(他のマリオシリーズの時代)から連れてこられた存在として登場。こいつ自体はラスボスとしての登場で、1回目は通常のクッパだが、倒された後カメックの手で巨大化して復活し、2回目の戦闘となる。1回目は炎や突進で攻撃してきて、ヨッシーはひっくり返してからヒップドロップで押しつぶしてダメージを与える。2回目は炎や岩を落として攻撃してくる。
- スーパーマリオギャラクシー
- 3つあるクッパステージの最後に待ち受けていて、戦闘は計3回。攻撃はいずれも甲羅に入っての体当たりと炎、衝撃波、ジャンプ押しつぶし。
ラストとなる「クッパギャラクシープラント」では攻撃方法を3段階に変え、その都度マリオ側の攻撃方法も変わる。
- New スーパーマリオブラザーズ Wii
- ラストボスとしてのみの登場。1回目は炎攻撃だけで、時折高くジャンプするという、「Newスーパーマリオブラザーズ」のラストと似たパターンの行動。後ろのスイッチで足場を落とされて転落した後、カメックの手で巨大化し復活。炎や引っ掻きでマリオを追い詰めるが、最後は奥のスイッチを押されて床を抜かれ、転落していった。
- スーパーマリオ 3Dランド
- ワールド8で2回戦う。基本的には炎攻撃で、マリオが接近するとジャンプやしっぽ攻撃といった肉弾戦もする。今回もスイッチで足場を落とすことで撃破となる。ラストのクッパ城では炎のほか、とげ鉄球やタルを放り投げる場面もある。いちど落とした後復活するが、最奥部のスイッチで本当に撃破。
なお、ワールド1と5でボスとして出てくる「しっぽクッパ」は手下がスーパーこのはで姿を変えたクッパのにせものである。
- New スーパーマリオブラザーズ 2
- 今回もラスボス。1回目は前作と似ているが大きなハンマーを投げるという攻撃が追加。コクッパの手により巨大化して復活した後は奥側から引っ掻きでリフトを破壊したり、途中の大きな足場では炎で攻撃する。今回もスイッチによって床を抜かれ転落している。
- Newスーパーマリオブラザーズ U
- これまで通りラスボスではあるが、ストーリーの関係で今回はピーチ城で待ち受けている。1回目はこれまでとあまり変わらない(ただし、「2」で使用したハンマーは投げない)。巨大化して復活後は引っ掻き、炎、甲羅アタックのほか、ダメージを受けると上空から火炎弾を降らせる。今回はクッパJr.がのっているクッパクラウンからクッパJr.を弾き飛ばしてマリオが乗ることによって、クッパを直接攻撃することになる。
RPGシリーズ
- スーパーマリオRPG
- オープニングでマリオと対決中に巨大な剣がクッパ城に刺さり、その衝撃で遠方へ飛ばされていた。その後は各地を放浪していたがブッキータワーでマリオと鉢合わせになり、武器軍団の首領カジオーを倒すということで利害が一致し、ともに行動することに。爪やワンワンによる肉弾戦で戦う。
- マリオストーリー
- オープニングでキノコ城に乗り込み、マリオをはじき出す。その後はピーチのストーリーの中で数度登場したあと、最終的にラスボスとして待ち受ける。攻撃方法は爪、押しつぶし、炎、衝撃波。回復やパワーアップもする。2回目はこれに雷魔法が加わる。1回目は廊下で戦うが、2回目は腹心のカメックババが建造した飛行船で戦う。攻撃力がかなり高い。
- マリオ&ルイージRPG
- 最初はゲラゲモーナの魔法にかかったピーチの声を取り戻すべく、カメジェットでマメーリアへ向かいゲラゲモーナを討伐しようとするが襲撃され、記憶を失ったところを怪盗バーニョに拾われて一時的に部下になっていたり(「新人クッパ」というが、マリオ兄弟には見破られていた)、その後ゲラゲモーナに憑依されて「ゲラクッパ」となりマリオ兄弟をクッパ城で待ち受ける。最終的に当の本人が本当の事情を知らないままクッパ城を爆破され遠くに放り出された。
- ペーパーマリオRPG
- マリオ同様にスターストーン探しのため今作の舞台の各地に現れている。マリオと戦うのは2度で、1回目はウーロン街の闘技場で戦い、2回目は闇の宮殿でバツガルフを倒した後、カメックババとともに落ちてきて、マリオがたまたま居合わせたことで連戦となる。
- マリオ&ルイージRPG2
- ゲドンコたちによって過去に連れて行かれたピーチを探して過去世界にやってくるが、事情を知らずにピーチに変装したゲドンコ姫(妹)誘拐する。今回はストーリーの中ほどで戦う機会が1度あるだけだが、ラスボスのゲドンコ姫(姉)を倒してキノコになり、現代に持ち帰ったところベビィが落とし、たまたま気を失っていたクッパの口に入ったことでゲドンコ姫(の魂)に操られたゲドクッパとしてマリオ兄弟を襲う。
- スーパーペーパーマリオ
- 「決して結ばれない」とされていたピーチとの結婚式イベントによって「コントンのラブパワー」が生み出されたため、ある場所に砦を構えていたが、たまたまマリオが通りかかったため戦闘。事情を知ってマリオたちに協力する。マリオたちがディメーンの襲撃を受けてアンダーランドに飛ばされた後は、アンダーロードの一室に封じられていたが、たまたまマリオ兄弟が訪れたため、ピーチを捜索するべく再び合流。今作では主人公である4人の勇者の一人として活躍している。
- マリオ&ルイージRPG3!!!
- オープニングで、奇病の対策会議に呼ばれなかったためピーチ城を襲撃したが、イエロースターに力を封じられてマリオ兄弟に敗北。その後たまたま訪れた怪しい店でラッキーキノコなるものを買って口にし、再びピーチ城に乗り込んで居合わせたマリオ兄弟ら一同を吸い込んだあと気を失い、ゲラコビッツの部下メタボスに連行される。
その後、クッパは自分の城がゲラコビッツに占領されたことを知り、ゲラコビッツ討伐のため各地を巡る。今作では主人公の一人として登場する。
- ペーパーマリオ スーパーシール
- ロイヤルシールを手に入れようとシールフェスタを訪れ、シールにいたずらしばらまく。そのうちの一つをつけるが、正気を失い暴走しだし、ピーチをクッパ城に監禁。
ストーリー上では最終決戦まで登場しない。1回目は攻撃パターンは炎、押しつぶし、甲羅での体当たりを基本に、4段階に行動パターンを変える。2回目は巨大化する。
マリオパーティシリーズ
基本的にはプレイヤーキャラを妨害するという立ち回りである。
マリオカートシリーズ
重量級のドライバーとして登場。ドライバーによる性能補正が加わったWii以降は最高速度や重さをアップさせる性能になっており、タイムアタックで活躍する。
バラエティ・スポーツ系ゲーム
基本的にはパワータイプの扱い。隠しキャラであることは少なく、基本キャラとして最初から選択可能なことが多い。