(別名)悲嘆ケア
子どもだけでなく、配偶者、親、友人など大切な人を亡くし、大きな悲嘆(グリーフ)に襲われている人に対するサポートのこと。
死別で起きる悲嘆の反応には怒り、事実の否認、後悔や自責の念などがあり、時には不眠や食欲不振といった体の不調に出ることもある。 グリーフケアでは、対象者が事実を受け入れ、環境の変化に適応するプロセスを支援する。医療従事者や心理士などの専門家のほか、自助グループも担い手になる。 1960年代に米国で始まったとされ、英国やドイツなどでも広く浸透している。
相続を後悔しないために! 故人との「心の整理」と向き合うグリーフケアの重要性 「相続」と聞くと、多くの人は「財産」や「手続き」「税金」といった実務的な側面を思い浮かべるかもしれません。確かに、それらは相続において避けて通れない重要な要素です。 しかし、相続は同時に、大切な人を失った悲しみと向き合い、故人との関係性や自分の人生を深く見つめ直す時間でもあります。この「心の整理」がおろそかになると、たとえ財産がスムーズに分割できたとしても、後々後悔や心のしこりが残ってしまうことがあります。 今回は、法的な話ではありませんが、相続手続きと並行して行うべき**「グリーフケア(悲嘆のケア)」の重要性**と…
《心のお守りシリーズ》【大切な人を失ったあなたへ】 この10年間、義理の両親、実の父を失いました。 思い出すだけで涙が出ます。 どうしてもう会えないのか、どうしてもう話せないのか。 とても受け入れがたくて泣いていた時、でもきっと泣いて過ごすことを故人は望んでいないだろう、きっと心配しているだろうと思い、がんばって毎日生きてきました。 大切な人との別れは、本当に喪失感が大きいものです。 悲しみを癒すのは、ただただ時間薬だけ。 大きな悲しみの中にいらっしゃる方に、このショート動画をお届けします。 ピアノBGM:ダニーボーイ ランキング参加中ピアノ
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一条真也です。「中外日報」といえば、京都に本社を置く日本最大の宗教新聞です。特に、仏教界の方々はほとんど購読されているのではないでしょうか。同紙の最新号に、『宗教の言い分』(弘文堂)の書評記事が掲載されました。 「中外日報」2025年6月6日号 「中外日報」WEB版 記事は「異なった立場から宗教の役割語る」の見出しで、「東京大名誉教授で宗教学者の島薗進氏と、冠婚葬祭の会社経営者でもある作家・ 一条真也の対談集。宗教研究者、葬送儀礼の執行者という異なった立場から宗教にアプローチしている二人が、それぞれの視点から『現代日本人の死生観』や『宗教の役割』『儀礼の重要性』、さらに『救済』『グリーフケア』…
私が何度かブログで触れてきた「ロスは続くけれど、愛情も続く」ということについて、今日は改めてお話したいと思います。 私が彼女を亡くしてから、少しづつ前を向けるようになったのは、ロスはこの先も続いていくけれど、それと同じくらい、いやそれ以上に彼女への愛情もこの先続いていく。そう気づけたからです。 彼女を失ってからは、ただ悲しみの中に沈んでばかりいて、「もう会えない」という喪失感ばかりに意識が向いていました。愛情がこれからも続いていくなんて、想像すらできなかった。 けれど、愛情も続いていくと気づけた時、私の世界が少しづつ色を取り戻しはじめたように感じました。 その気づきのきっかけとなったのは、「イ…
彼女は、僕の誕生日の一日前に亡くなった。 誕生日が来るたびに、「この季節か」って思う。7年近くたった今でもそう思う。きっと死ぬまで。 誕生日になっても彼女からのLINEは来なかった。忙しいとは聞いていたけど、誕生日おめでとうくらいは言ってほしかったな、なんて思っていた。 彼女が亡くなったことを聞いたのは、それから四日後だった。共通の友人から唐突に連絡が来て、彼女が亡くなったことを知った。 アルバイトに向かう途中だった。胸が張り裂けそうな思いで、とりあえずその日の業務を終わらせ、呆然として家に帰ったんだろう。 実感はなかった。彼女とは別々の大学で、プチ遠距離みたいな距離感だった。でも1か月に一度…
このブログはもうなくなってしまった大切な人を思うことで、命について、自分の生き方について、悲しみと喜びについて…。頭をめぐるそのようなことを記録しておくものとしたい。 詳しいプロフィールを記載するのは避けるが、自分のことを個人的に知る人の目に留まればすぐに誰のことだとわかってしまうような、そんなことも書くかもしれない。 自分は今生きている。普通に食べて寝て仕事をして日々の生活費を稼いでいる。友人と遊ぶこともあれば、年末には家族のいる家に帰ることもある。女の子と遊ぶこともあれば、一人の時間を満喫することもしている。毎日を当たり前のように生きているが、この当たり前を享受することが実はだいぶ危うかっ…
一条真也です。日本映画「花まんま」をシネプレックス小倉で観ました。ブログ『花まんま』で紹介した短編小説集の中の1篇が原作ですが、素晴らしい感動作に仕上がっていました。もうボロ泣きで、タオルハンカチがビショビショに。周囲からも複数の嗚咽が聞こえてきました。わたしのためにあるような作品で、冠婚葬祭映画ならびにグリーフケア映画の大傑作でした。今年の一条賞の大賞最有力候補作です! ヤフーの「解説」には、こう書かれています。「小説『赤々煉恋』などで知られる作家・朱川湊人の直木賞受賞作を映画化。両親を早くに亡くし、二人きりで生きてきた兄妹の不思議な体験を描く。メガホンを取ったのは『こんな夜更けにバナナかよ…
昨日から、なんだか肌寒さが戻ってきている東京です。今朝も迷わず暖房のスイッチをON!「4月も末なんだし、さすがに暖房は・・」みたいな他人軸の感覚はこの際不要です。こういう時、自分の体感を信じて、身体が欲しているニーズを叶えてあげられるか?一見地味だけれど、こうしたアクションの積み重ねこそが、「自分を大切にする」の基本です。 今朝、インスタに次のような投稿をしました。 この投稿をInstagramで見る miu(@miu___sato)がシェアした投稿 グリーフケアについては、これまでかなり学んでいたにも関わらず、いざ自分が当事者になった時というのは、セルフケアが難しいのだなというのを改めて感じ…
一条真也です。4月20日の朝、「読売新聞」全国版の一面に『愛する人を亡くした人へ』(PHP文庫)の書籍広告が掲載されました。同書は今年1月17日に全国公開された映画「君の忘れ方」の原案書ですが、映画の公開終も本は売れ続けており、このたび大増刷となりました。ありがたいことであり、「グリーフケアの時代」の到来を実感します。 「読売新聞」2025年4月20日朝刊 「読売新聞」2025年4月20日朝刊 サンヤツの書籍広告の最上部には、「グリーフケアの最高の入門書」「ギフトにも大人気!」と書かれています。また、「重版出来!」「電子書籍もございます」と書かれています。さらには、作家・町田その子氏による「眠…