英語でいう「Oxsalic Acid」。カタバミ(オキザリス)から抽出されたからこの名が付き、日本名・シュウ酸の「シュウ」とは「ギシギシ」に由来する。化学式:(COOH)2。
このシュウ酸、大量に摂ると、「腎結石」「尿路結石」の原因になる「危険な酸」である。
これらの野菜、野草を食べるためには、ゆでたあと、水にしばらく浸し、シュウ酸を抜かなくてはならない。あるいはカルシウムが豊富な鰹節とあわせて食べるとか牛乳と料理するとかすれば良い。食事の時点でシュウ酸とカルシウムが反応して体のなかで不活性になるからである。
シュウ酸はビタミンCが変化して出来たもので、ビタミンCの多い植物は、かなりの頻度でシュウ酸を持っていることになる。ホウレンソウのように。