Dow Jones Industrial Average , DJIA アメリカのダウ・ジョーンズ社が算出するアメリカの代表的な株価指数。「NYダウ」「ニューヨークダウ」「NY平均株価指数」と同じ。 業種別に代表的な銘柄を選別し、算出した平均株価に調整値を加えたもの。リアルタイムで算出され、世界経済の指標の一つとして常に注目されている。
新NISA制度が始まり、経済ニュースに関心を持つ方が増えているようです。しかし、空前絶後の円安ドル高や、アメリカの株価下落だともあり、知識なく株を買うことに不安を覚える方もおおいかと思います。そこで、経済ニュースでよく取り上げられる指標をまとめてみました。知識があれば必ず儲かるといううまい話はありませんが、指標の味方がわかれば世の中の情勢を肌感覚で感じる材料にはなるはずです。 百貨店売上高 日本百貨店協会が加盟各社の売上高を集計して毎月発表されています。高額な美術、宝飾、貴金属が販売されているため、景気に大きく左右される指標とされています。ただ、ピークが1991年の9兆7000億円で、そこから…
この記事中の見解は、あくまで個人の感想であって、取引を推奨するものではありません。投資は自己判断でお願いします。また、引用したX(Twitter)などもあくまで参考であり、引用元の方のnoteなどを推奨する意図はありません。 また、特定の銘柄名を挙げますが、個人的なメモであって、その取引を推奨するものではありません。投資は自己判断でお願いいたします。
先週末17日の日経平均は反落して、終値は132円安の3万8787円で引けとなりました。 米国株の引け味が悪かったことや前日大幅高の反動などから300円超下げて始まりましたが、節目の3万8500円は割り込むことなく下値は限られました。その後は戻り基調に入って、後場のスタート直後には下げ幅を2桁に縮めましたが、そこからは売り直されて、引けにかけては強めに戻すなど、マイナス圏で方向感が定まらない展開となりました。 強い米国に背中を押されて、日本株のセンチメントも改善しつつあるようです。ここ4週の高値は着実に切り上がっていて、今週は3万9000円台回復が期待されます。13週移動平均線は3万9033円と…
この記事中の見解は、あくまで個人の感想であって、取引を推奨するものではありません。投資は自己判断でお願いします。
21日から22日にかけて開催されたアメリカ連邦公開市場委員会(FOMC)の3月会合。金融不安が広がる中、0.25%の利上げが決定されました。 先日は欧州中央銀行(ECB)の0.50%の利上げについて取り上げましたが、FRBもECBと同じく、断固としてインフレ対策を優先させました。 アメリカの場合はシリコンバレーバンクの経営破綻により金融不安が広がり銀行株銘柄が急落しましたが、この金融不安を受け利上げが見送られる観測もありましたが、それでも結果0.25%の利上げ継続でした。 Bloombergの記事(パウエル議長、インフレ沈静化の決意強調-FOMCは追加利上げ - Bloomberg)を参照しま…
この1週間、金融不安に関しての話題ばかりとなっていますが、今回も新たなニュースが入ってきました。アメリカの大手銀行複数行が、中堅銀行であるファースト・リパブリック・バンクを支援することが報道されました。 シリコンバレーバンク、シグネチャーバンクの経営破綻を経て、ファースト・リパブリック・バンクも不安視されてきました。 シリコンバレーバンクに対する混乱が始まった3月9日にファースト・リパブリック・バンクの株価も大きく下落しました。3月13日終値時点で31.21ドル。3月8日の終値115.00ドルと比べ、およそ3分の1以下となってしまいました。 格付け会社であるS&Pグローバル・レーティングが15…
3月10日のアメリカ、ダウ平均株価がは前営業日から1.1%の下落となりました。 下図の日足チャートを見ると、3月7日から4日連続での下落となっています。 3月7日といえば、先日記事にしたFRB(アメリカ連邦準備制度理事会)のパウエル議長がアメリカ連邦議会での発言があった日。データ次第ではFOMC(アメリカ連邦公開市場委員会)3月会合において、利上げペースを加速させる可能性がある、といった内容でした。 manabinobi.hatenablog.com そして、3月10日にはそのデータとして重要な意味を持つ2月の雇用統計がアメリカの労働省より発表されました。データの内容をBloombergの記事…
先週(2月20-25日)のアメリカ株式市場は大きく下落しました。前週末から3.0%の下落となっています。 24日のダウ平均株価は前営業日から336ドル(1.0%)下がりました。21日も前日から2.0%も下げており、日足チャートでみると2月15日から下落傾向が顕著です。背景にあるのはなかなか下がっていかない消費者物価指数(CPI)と、それに対して、政策金利の利上げの継続、あるいは利上げが再加速することを警戒している状況です。年明け以降、利上げが一服されることが期待されて上昇した株価がもとに戻りつつあります。 3月のFOMCにおいて、2月に引き続き0.25%の利上げが継続されることが期待されたとこ…
年度末ということで公私共に忙しく、また平日の疲労で土日に動けいないと言う日が続いています。。。ブログ更新が不定期になってきてしまい、取り上げたい内容がタイムリーになりにくいのが残念です。 さて、今回はアメリカの消費者物価指数の発表です。今回発表さたのは2023年1月の消費者物価指数となりますが、前年同月比6.4%の上昇となりました。 7ヶ月連続で減速していることになりますが、12月が6.5%上昇だったことを考えると、これまでとは減速幅が小さいようにも見えます。今回のCPIは市場予想も上回っているということで、市場の警戒感が高まる内容でもあります。 Bloombergの記事(米CPI、インフレの…
2022年12月の消費者物価指数が発表されました。前年同月比は6.5%の上昇率となりました。 いつも掲載している推移を見ると、前年同月比が2022年6月の9%台をピークとして。鈍化していることが明らかです。2021年11月が6.8%でしたから1年ぶりの数値ということになります。 この数値は市場予想通りであったということで、市場にサプライズ感はありませんでした。むしろ市場予想を下回るといった期待感からここ直近、株価が上昇していた側面もあったようです。とは言え、全体的に好感はされていて消費者物価指数が発表された12日にもダウ平均株価は続伸しています。 為替について見ていきます。 今回のCPIの発表…