あれこれ書いてきましたが、筆者はどとらかというと、トップダウン型の人材育成は上手く行かないと考えています。少なくとも成功はしない。 ——理屈で言えばそうだけど……。 机上の空論が先行し、就学者・就労者・採用担当者・雇用者のモチベーションが動かない可能性があるからです。本来は自主的・自律的に積み重ねて行くべきスキルアップが他力本願になってしまったら、超高齢・超少子/低生産性の悪循環に突破口を開けることはできないでしょう。 資格試験は知識と技術のレベルを”見える化”するうえで有効ですが、資格にこだわったり、資格に目を奪われてしまうことが懸念されます。採用担当者やプロジェクトリーダーがスキルを見抜く…