「死」と「直面」する、というタイトル通りに死が近い単語が沢山出てくる読んでいてなんとなく辛い気持ちになる本です。 ただ、複数の人が書いている本なので読み応えや文体が変わるので区切りごとに気持ちを切り替えて読むことができます。 筋ジストロフィー、らい患者(ハンセン病)、死刑囚、尊厳死、リビング・ウィル、がん、ホスピス、自殺、日本航空123便墜落事故、臓器移植、献体、院内感染…などがテーマになっています。 石川左門さんの語る筋ジストロフィーの息子の正一さんのお話が特に関心が持てました。正一さんの本を読んでいたので余計に心が惹かれたのかもしれません。 いざ死を前にすると慌てることが多いと思うのですが…