ある雑誌を読んでいたら、「安楽死」のことを特集していて、英国下院で昨年11月、終末期患者の安楽死を認める法案が可決したと書いていました。世論調査などを見ても、英国民の約7割は賛成しているとのこと。欧州ではスイス、ベネルックス3国やスペイン、さらにはオセアニアの2国、カナダですでに安楽死は合法化されているようです。フランスでは、マクロン大統領が関連法案を発表しています。西側先進国では最早潮流のような感じですね。日本はすぐには法制化できないでしょうが、そろそろその議論を進めてもいいように思います。 英国の言う「終末期」とは、筋委縮性硬化症(ALS)を患い、身体の自由が利かず、限りなく死に近づいてい…