Lars von trier 監督、脚本家、プロデューサー
ヨーロッパを代表する映画監督の一人。 ドグマ95主宰者でもある、スキャンダルな作風でカルト的人気を集める映画作家。公の立場でブラックユーモアや不適切な発言を繰り返す人物としても有名である。
ヒトラーを擁護する発言が問題となり、評議会が追放を決めた。(2011年5月)
「胸糞が悪い」と評判のラース・フォン・トリアー作品を今まで避けていたのですが、ついに視聴してみました。胸糞が悪いと言っている方は、この監督の意図を読み違えていると思います。たしかに主人公は世の不条理によって追い詰められ無惨な最期を遂げる。が、彼女は空想することによって「世界」と繋がり最後の瞬間まで抗い続け、当初の目的も達成する。私の解釈が間違っていなければ、この作品は悲惨な状況にある人達へのエンパワーメントになっているのだと感じました。 youtu.be ダンサー・イン・ザ・ダーク ビョーク Amazon ダンサー・イン・ザ・ダーク(Blu-ray Disc) ビョーク Amazon
レタントンローヤル館(八重垣)にお出で頂き有難うございます。今日ご紹介する映画は「ニンフォマニアック Ⅰ/Ⅱ」(2013)です。 セックス依存症のジョー(シャーロット・ゲンズブール)は、薄汚れたビルの裏に倒れていた。そこを通りかがった老年のセリグマン(ステラン・スカルスガルド)は彼女を拾い、自分のアパートに連れて行った。彼女をベッドに寝かしつけ、介抱すると彼女は徐々に元気を取り戻し、彼女の奔放な過去を語り始めるのだった… 映画をよく見る人には、苦手な映画監督というか生理的にダメと言う監督があると思います。私の場合、ミシャエル・ハネケとかロバート・アルトマン辺りがそうですが、このラース・フォン・…
11月13日〜11月20日のお菓子作り バブカを作った際に余った粒あんを使ってどらやきを作りました。 お菓子ではないのですが、「かしわめし」が食べたくなったので自分で作ってみました。びっくりするくらい味付けがうまくいきました。 「かしわめし」は福岡県の郷土料理だそうです。県内のスーパーには必ずかしわめしのおにぎりが並んでいます。東京に住んでいた頃に鶏肉のことを「かしわ」と言ったら「九州の人だね」的な反応をされたことを思い出しました。 他にもエビしゅうまいを皮から手づくりしたり、カニクリームコロッケや北京ダック風のものを作ってみたりと、ちょっと手間のかかるものにチャレンジした週でした。 11月1…
11月6日〜11月12日のパン作り 今年の7月からずっとお菓子を作ってきましたが、ここでパン作りに挑戦してみました。料理コンテスト番組『ベイクオフ』にも何度か登場している「バブカ」です。 何故か農林水産省が米粉のバブカのレシピを出していました。食料自給率を上げるために米粉を推しているようです。 中尾彬さんの「ねじねじ」のような形状にするのが正解なのですが、ヨーグルトの量をミスしてねちょねちょになったため捻ることは不可能でした。味は「チョコレートの部分は美味しい。」でした。 抹茶パウダー×あずきで再チャレンジしてみました。中尾彬さんの「ねじねじ」に近づけることができました。しかし、甘くなりすぎる…
行きつけのvhs専門レンタル店ふや町映画タウンが20周年ということで数少ない(というのも随分婉曲表現)常連さんとふや町映画タウンで出会った作品の数々をtwitterで挙げていってる。 ラース・フォン・トリアーの話題になって、ふや町映画タウンのおすすめリストにも挙がっている「奇跡の海」が未見だったもので鑑賞。 奇跡の海 (字幕版) エミリー・ワトソン(ベス) Amazon エミリー・ワトソン、「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」なんかでエキセントリックな主人公を演じるのがうますぎて、彼女とフォン・トリアー監督かーと二の足踏んでいたが。。これは観て良かった。 冒頭から思い詰めすぎてちょっと大丈夫…
引用元:amazon.co.jp 2000年公開のミュージカル映画 デンマーク他、計12か国の合作(独・英・仏・瑞・蘭・伊・諾・芬・亜・台・白) 「アンチが多く存在する」名作のひとつ チェコからの移民として、アメリカで幼い息子ジーンと暮らすセルマ(ビョーク) 生活は苦しく、隣人で警官のビル(デヴィッド・モース)にトレーラーハウスを借りて住んでいる 昼間はプレス工場、夜は内職、そしてその合間を縫って大好きなミュージカルの稽古に勤しんでいる 生活費はギリギリまで切り詰め、息子の誕生日にも余計なものは買わないセルマ 周囲にはチェコのお父さんに仕送りをしていると話すも、実際にはクッキーの缶にお金を貯め…
1、作品の概要 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』は2000年に公開されたデンマークの映画。 デンマーク、アメリカ、フランス、日本などで公開された。 監督、脚本はラース・フォン・トリアーで、主演は世界的に有名なアイスランドの歌姫・ビョーク。 第53回カンヌ国際映画祭では最高賞のパルム・ドールを受賞。 ビョークも主演女優賞を受賞した。 ミュージカル映画であり、ビョークの歌唱シーンが話題を呼んだ。 映画の音楽もビョークが担当し、サウンドトラック『セルマソングス〜ミュージック・フロム・ダンサー・イン・ザ・ダーク』も好評を博し、ブリット・アワードのサウンドトラック賞を受賞。 レディオヘッドのトム・ヨークと…
ダンサーインザダークやドッグヴィルのド変態監督ラース・フォン・トリアー監督の作品マンダレイです。ドッグヴィルから続くアメリカ合衆国 - 機会の土地三部作の2作目になります。主役のグレースがニコール・キッドマンからブライス・ダラス・ハワードに変更となっています。正直、ニコールでイメージがついていた為、違和感がありました。しかし話が面白いのでOKです。今回はブラックジョークも入っており、楽しい作品ではないですが正義を皮肉にして笑える所もありました。こんな笑いとかすごいな!って感じです。そして中々考えられる作品でもあります。 www.youtube.com
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』2000,デンマーク(GYAO) 他人のトレーラ―を借りて暮らすセルマと息子.セルマは視力をほぼ失っているのだが危険なプレス工場で働いている.私たち日本人が想像することのほとんどない移民の極貧生活とそれにおおいかぶさる社会の不条理さ.暗い映画である.セルマはどん底の生活でも金をためる理由があった.苦労をよい方向に錯覚するための妄想と歌があったのだ. ダンサー・イン・ザ・ダーク ビョーク 主演のビョークの腹の底からしぼりだすような歌声.歌うことで,人間の根源的な苦しみや悲しみを,生きる糧のように思える瞬間に変えてくれる.工場の同僚のおばさんが目が不自由でコミュニケー…
ラースフォントリアー監督の脚本、監督作品でManderlay(2005) Washington(2009予定 → 無期限延期)とあわせて「機会の土地-アメリカ」三部作最初の作品です。この三部作は主人公の女性、グレースの話となっておりドックヴィルでは主役のグレースをニコール・キッドマンが演じています。話の内容はこれでもかってくらいに人間の汚い所を詰め込んでますw映画のセットが独特であり床に白い枠線と説明の文字を描いて建物の一部分をセットにし舞台セットとなっています。ナレーションがあり特徴的で心理描写を細かく説明します。このセットでこの話をやってしまうのは全盛期のラース監督の天才っぷりだと思います…
●概要 ●海外勢953名 ●他俳優 ・「日本勢のリスト」へ ●概要 映画監督、脚本家、プロデューサー、俳優、その他スタッフといった映画人が影響を受けた・好きな映画。 「国別」、未個別化「一覧」、それ以外「その他作家」、「映画評論家のベスト」 ※2022年12月21日追記:文字数制限のため「日本勢」リンク集独立
監督:ラース・フォン・トリアー なんか昔観たことあったかも。でも大分忘れているので再見。正直内容はよく分からないのだが、それでもナチス、列車、モノクロとこの雰囲気はいい。映像美やパートカラーなどトリラーらしさも。バックが時計でジャン=マルク・バールが走るとこなんか好き。ナレーションはマックス・フォン・シドーだったのか。確かによかった。
サエボーグ「I WAS MADE FOR LOVING YOU」 東京都現代美術館へ。無料でサエボーグ「I WAS MADE FOR LOVING YOU」/津田道子「Life is Delaying 人生はちょっと遅れてくる」が観覧出来るので美術館へ。 ホイックニー展の時はすごい人が居たのに、入学シーズンだからなのか人があまり居なくて見やすかった。 サエボーグの展示はかなり驚いた。独特な世界観に、犬小屋をクローズアップしたような作品。実際に空気で作られた犬の人形?の中に人が実際に入っていて、とても奇妙で不気味だったけど、その世界観に面白さを感じる。 犬の人形は機械で動いてるのかな?と思ったら…
『ボーはおそれている』 アリ・アスター 2023 @TOHOシネマズららぽーと横浜 『喜劇 とんかつ一代』 川島雄三 1963(Prime Video) 『子連れ狼 親の心子の心』 斎藤武市 1972(Prime Video) 『子連れ狼 冥府魔道』 三隅研次 1973(Prime Video) 『ミッドナイト』 三池崇史 2024(Youtube) 『夕陽のガンマン』 セルジオ・レオーネ 1966 @ムービル 『ニックス・ムービー/水上の稲妻』 ニコラス・レイ ヴィム・ヴェンダース 1980 @シネマヴェーラ渋谷 『香も高きケンタッキー』 ジョン・フォード 1925 @シネマヴェーラ渋谷 『…
こんにちは。コロナも落ち着いてきて、日常に安心が少しずつ帰ってきました。自分はインフルエンザとコロナを両方経験しました💦この期間、個人的にいろいろ模索していたのですが、結局このサイトに帰ってきました。 思えば大学生の春休みの大半を映画鑑賞に費やしていた気がします。1月、2月、3月は毎月100本近く映画を観ました。そのおかげでだいぶ映画に詳しくなり、奥深い見方ができるようになってきました。ということで、今回は数ある中見てきた映画の中で、堂々の1位だと思う映画を1本、紹介します。これからもできれば毎日、時間を作って心に残った映画を紹介して、皆さんに共有していけたらと思います。 「ダンサー・イン・ザ…
最近買った本について、書きます。 目下積読中 この前友達の家の片づけの手伝いに行きました。お願いされたので。 いらないものを捨てたり掃除したりしていたのだけれど、其の際に島崎藤村の『夜明け前』を譲って貰いました。昔『破戒』を読んで『夜明け前』は未だ読んでいなかったので喜んで貰いました(^^) 片付けを手伝ってあげる報酬が古本4冊では割に合わないのだけれど、善意でやっていることなので仕方がないですね。 お昼は友達に奢ってもらって、夜ご飯は代わりに私が奢りました。 写真の他の本については、この前遠出する機会があったのでその際に古本屋さんによって買いました。東洋文庫も2冊買いました。1冊220円です…
■ 去年『オッド・ピーシズ』という短編小説集を作った。急に文学フリマに出ることが決まったので、それに合わせて新刊を作ろうと思ったのだった。「新しく本を作りたい」「気に入っている既存作品をまとめたい」という気持ちの他に、「短編をたくさん作ることで、自分の小説を作る能力を点検し直したい」という思いがあった。 一番初め、小説という創作を始めた時は、数千字前後の掌編ばかり書いていた。思い付きで始めて、ここでよいと思ったところで終えてよいのが気に入っていた。その結果、骨組みとか整合性といったものが伴わなくても、短編というスケールの中でなら成立させられる話というものがある。そういう中での綱渡りをまたやるこ…
こういうことを言うと、きっとバングラデシュの人に怒られると思うので小さな声で囁こう。バングラデシュは・・・、決して美しくはない。もう少し具体的にいうと、一般的な美意識からすると、美しさの基準から外れている、と思われる。あまり具体的ではなかったかもしれないので、1つ例を挙げてみよう。 むかし、アフリカのどっかの国からの帰路でロンドンに到着すると、次の乗り換え便のJALがストで欠航になっていた。UAEのエミレーツが日本に就航していなかった時代だ。当時アフリカに行くには、全てヨーロッパ経由だった。日航は、代償として僕に以下の3つオプションをオファーした。 ① ロンドンでストが終わるまで待つ(ホテル代…
次回の映画会のお知らせです。 ついにアメリカシリーズが最終回となりました。前回の『ドッグヴィル』はアメリカシリーズなのにデンマークの監督でしたが、実によくアメリカの縮図になっていたと思います。よそ者はここの文化を受け入れ、みんなに気に入られるように暮らすんだぞ。でも搾取されて当然だよ。そしてそれらはちゃんと話し合いと投票で決められた民主主義なんだよって。キリスト教のモチーフや名前もたくさん出てきていました。感想会でいろいろ見つけ出しましたが、すべてわかるともっと楽しめたと思います。あの陶器の人形は七つの大罪をモチーフにしていたのかしら?近くで見たかったな。 さて、次回は『ドッグヴィル』の続編で…
昨日気がつくと22時だったので寝た。金曜日の朝のコンビニで買ったお昼ごはん。海老わさび醤油の手巻き寿司と小さいあんぱんがおいしかった。仕事は忙しかったが、先にやった方がいいところを聞いておいたのでスムーズにできたし、他のところを最後手伝って無事おわったのでみんなでほっとして帰った。 お菓子を食べ過ぎて少しお腹が痛くなったが、ブスコパンを飲んですぐ治り、そばを食べた。三つ葉が入っていておいしい。 昨日は朝ごはんの後コーヒーをいれて飲み、ルピシアの3月の鉄観音の烏龍茶を飲んだ。ゆったり過ごせた。雪が朝からずっと降っている。 午後からギターのレッスン。All the Things You Areと朝…
www.youtube.com 原題:Poor Things監督・制作:ヨルゴス・ランティモス 脚本:トニー・マクナマラ原作:アラスター・グレイイギリス映画 2023年☆☆☆☆★ <ストーリー>天才外科医によって蘇った若き女性ベラは、未知なる世界を知るため、大陸横断の冒険に出る。時代の偏見から解き放たれ、平等と解放を知ったベラは驚くべき成長を遂げる。 「聖なる鹿殺し」「女王陛下のお気に入り」等話題作も多いヨルゴス・ランティモス監督ですが、私は今回初めてになります。映画館に置いてあるフライヤーのビジュアルでエマ・ストーンの目力が強いのが気になったのと、世界3大映画祭の一つであるベネチア国際映画祭…
『ドッグヴィル』のあらすじと感想 (ニコール・キッドマン、ポール・ベタニー、ラース・フォン・トリアー、ドラマ、機会の土地-アメリカ三部作、洋画、感想、カタルシス、ネタバレ、WOWOW映画、キャスト・スタッフ、上映時間) あらすじ(WOWOWホームページより転載しました) ロッキー山脈の麓にある周囲から隔絶された小さな村、ドッグヴィル。そこへギャングたちから追われる美しい女性グレースが逃げ込んでくる。村の青年トムの働きかけでグレースは村人たちにかくまってもらうが、それには彼女が村人全員に気に入られること、という条件が付いていた。そこでグレースは村人をひとりひとり訪ねては彼らに無償で肉体労働を提供…
23日、一昨日の朝は大雪が降った。45cmだそうだ。22日の夜に雪かきを少ししたが、その後も降り続け屋根の雪も落ちた。 朝雪かきをし、実家に11時頃遊びに行った。退院した父も元気そうだった。眠りが浅いのを気にしているようだった。 ひな人形が飾ってあった。木目込みで可愛らしく、懐かしい。姪も一緒に飾りつけしたそうだ。 母が12月にWOWOWに加入し、キングダム エクソダス〈脱出〉を録画していてくれたのでそれを見ることにした。ラース・フォン・トリアー監督のデンマークのテレビドラマで、キングダムというデンマーク国立病院の脳神経外科病棟が舞台。デンマークでは2シーズンに分けて放映され、日本では5時間弱…