総爺藝文中心は、日本統治時代の1912年に建てられた明治製糖の総爺工場と本社をリノベーションしたもので2001年にオープンした。戦後には台湾製糖に吸収合併され、1993年に工場は閉鎖、1999年には紅楼事務所、工場長宿舎、招待所、日式庭園、百年樟樹群などが市定古蹟に登録されている。 赤レンガ造りの事務所「紅楼」、工場長のための日式住宅(日本家屋)や和洋折衷の住宅など、さまざまな様式の建物が、リノベされ、特別展や工房、地方文化館、国際芸術村などの機能となり、芸術文化を持続、発展させる施設となっている。また、カフェや特産品の販売もあり、歴史を感じながら楽しめる。(訪問年月:2024年4月) 文化資…