ルーベンス

ルーベンス

(アート)
るーべんす

それにもし これら二枚の重要な作品が発表された時代に身をおいてみれば 一方が人々をより満足させ より説得させたのに対して 他方はより一層驚かせたに違いなく 何かずっと新しいものを感じさせたのだと了解されるのである。
フロマンタン『昔日の巨匠たち――ベルギー・オランダの絵画』

「二枚の重要な作品」とはルーベンスの≪キリスト昇架≫と≪キリスト降架≫である。
「一方」が円熟味を伴い、より多くの人気を博している≪キリスト降架≫(1612)で「他方」が≪キリスト昇架≫(1610)である。
現在も、アントワープのノートルダム大聖堂の祭壇画として公開されている。そう、あの『フランダースの犬』で最後の最後に、ネロ少年が夢にまで見た祭壇画を拝みつつ、幸せそうな顔をしてフランダースとともに息を引き取っていくという涙なしでは語れないシーンがあるけれど、それがこの絵画。
この絵画についても『美の巨人たち』で取り上げられている。



Pierre Paul Rubens (1577-1640)
ルーベンス または リュベンス
画家であり外交官。アントワープ派、オランダ・バロック時代の祖。
ドラクロワが、その人間と自然の調和を「絵画界のホメロス」と称えるなど、時代を隔て果ては印象派のルノアールにまで多大な影響を与えている。

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