筆者年末恒例の南座顔見世観劇。一年で一番楽しみにしている興行と云っても差し支えない。やはり筆者的にはこれを観ない事には歳は越せない。三階席の両脇に若干空席はあったものの、満員に近い入り。ただ直前の舞台稽古中に愛之助が怪我をしてしまい、休演となったのが痛恨の極み。手術は無事成功した様で、ブログも更新しているし、大事には至らなかった様なのは一安心。しかし怪我は顔であったと云う。顔は役者の命、後に残らない事を只管祈っている。 そして歌舞伎とは全く関係がないが、その愛之助もブログで追悼コメントを出していた中山美穂さん、通称ミポリンの訃報が伝えられた。五十四歳の若さであった。こちらも痛恨の極みとしか云い…