俳優、プロデューサー、監督
1946年に映画界入り。1947年『銀嶺の果て』でデビュー。1948年、黒澤明の『酔いどれ天使』主演し、1965年の『赤ひげ』まで黒澤明作品の主要俳優として活躍。 1962年、三船プロを設立。数々の映画を製作すると同時に、自らも監督作を発表。また、外国映画にも数多く出演した。1986年に紫綬褒章を受賞。
藪の中 作者:芥川 竜之介 Amazon 「薮の中」 芥川龍之介(著) あらすじ 黒澤明監督作品「羅生門」原作! まとめ こんな人にオススメ こんにちは、ちわぷ〜です! 「国宝」など見たい映画がたくさんありますが、6月いっぱい予定が詰まり過ぎてなかなか行けず、7月も思いのほか忙しくなりそうで見れるかどうか分からない(T . T) 逆に8月は急に空く日が増えそうで何しようか検討中。 ここしばらく忙しく長編シリーズを読めてなかったので、なにかチャレンジしようかなっと思ったり。 色々と面白そうな作品を吟味しているところです☆ 書評の方は今なお色褪せぬ名作映画の原作! けど意外にも原作を読まれた方は少…
「世の中に悪はない、悪いのは環境だ」(若い刑事) 「そういう考えは私には分からない、悪は悪だ」(ベテラン刑事) まだ国際的に高い評価を受け鼻高々になる前の ジョルジュ・シムノンの「メグレ警視」のファンだった黒澤明が ジュールズ・ダッシンの 「裸の町」(1948)に感銘を受け こちらも新人脚本家だった菊島隆三と警視庁関係者に取材を重ねながら 脚本を練り上げたという熱意がこもった犯罪サスペンス 三船敏郎もまだ濃さは控えめで(笑) 2枚目俳優的なスーツ姿で、一瞬誰だかわからない程なんですけど いつの時代もこういう若いエネルギーを感じる作品はやはりいいですね 黒澤も撮影終了後の取材では「俳優やスタッフ…
閉鎖されたソネブロから引っ越して2ヶ月近く。 ここ "はてなブロ" では: 今は昔の "邦画/洋画" を紹介して下さっているブログが複数あって、投稿される度に訪ねさせて戴いている。 そんな中、急に・・・: "野良犬": -制作:新東宝・映画芸術協会 -公開:1949年10月17日(ca.2時間)/配給:東宝 -監督:黒澤明 -主演:三船敏郎&志村喬 が3月17日放送され(NHKBS)、お任せ録画していた事を想い出し、再見した。 WW2敗戦直後の東京を舞台として、拳銃を盗まれた若い刑事がベテラン刑事と共に犯人を追い求める姿を描いた、黒澤監督初の犯罪サスペンス映画(← 以上:NHKBS番組紹介引用…
舞台ではストーリーに加えて、役者の顔やしぐさに目を奪われます。ですから、照明、舞台美術などは、日本では、比較的早くから重視され、認められてもきたわけです。 黒澤明監督の映画を、私は三船敏郎から仲代達矢に至るまで、日本人の声における珠玉の作品と思っているのですが、日本では、画像やストーリーばかりが賞賛されてきました。 もちろん、その方が評するのも理解するのもわかりやすいです。 ただ、日本人はそこばかりを芸と思うのでしょうか。文芸としてみているのです。
誇りは、命を賭して守るもの。黒澤明の『七人の侍』は、侍と農民の絆を刻む時代劇の金字塔。三船敏郎の野性味と志村喬の冷静さが、七人の個性を際立たせ、雨の中の戦闘シーンが魂を震わせる。黒澤のモノクロ映像と早坂文雄の音楽が、16世紀日本の深みを描く。誇りと犠牲の物語は時代を超え、国際的に称賛され、西部劇にも影響を与えた。アクションと哲学が融合したこの至宝は、人間の本質を問い、映画史に燦然と輝く。
監督 黒澤明 脚本 黒澤明 谷口千吉 原作 菊田一夫 出演 三船敏郎 志村喬 千石規子 三條美紀 植村謙二郎 中北千枝子 山口勇 三条美紀・三船敏郎 実は先週の金曜日(4月25日)、鶯谷から歩いて根津神社のさつきを見てきました。 鶯谷には寛永寺根本中堂へ行くためで上野からより鶯谷で降りたほうが人も少なくてよいと思ったのです。寛永寺の輪王殿は外国人観光客がたくさんいますが、根本中堂には人もそんなにいませんでした。そこから根津神社までは20分ほどでしたがものすごい人。まぁお花はある一定期間に行かないとみれませんからね。確かに色とりどりのさつきが(つつじでした@違いのわからないオンナ)満開できれいで…
息苦しいまでの緊迫感と重苦しい空気感 日本、黒澤明監督、143分 高台の上に建つ瀟洒な邸宅にすむ権藤一家。製靴会社の常務権藤の息子と間違えられて、運転手の息子が誘拐された。要求された身代金は三千万円。権藤はそのお金がないと会社を追われるのだった。 苦悩の末、権藤は運転手のために全財産を投げ出して三千万円を犯人に受け渡し、無事子供を救出する。救出してからの警察の捜査が緊密な連携で見事なものだった。 前半は権藤の葛藤と決断を描いた室内劇であり、後半は犯人を追う警察の捜査劇に分かれていた。 後半は刑事たちが犯人の手がかりを追う様子がリアルに描かれていた。そのサスペンスに引き込まれてゆく。何といっても…
1963年の日本映画「天国と地獄」 映画「天国と地獄」が面白いと思う人 吉展ちゃん誘拐殺人事件はこの映画がヒントになった? 映画「天国と地獄」の予告編 犯人逮捕シーンは「オー・ソレ・ミオ」で 映画「天国と地獄」が面白いと思う人 大人になってから黒澤明監督映画に興味をもつようになった私だが、それでも上映時間2時間23分の「天国と地獄」を見るのはちょっとどうしようかなぁと思っていた。第一退屈かもしれないし、観終わったあとはぐったり疲れているかもしれないし・・・ でも見てよかった! そしてまったく退屈しなかった! でもひとにはそれぞれ好みがあるからね、すべてのひとにこれがあてはまるわけではないであろ…
監督 岡本喜八 脚本 関沢新一 出演 三船敏郎 鶴田浩二 司葉子 河津清三郎 中丸忠雄 平田昭彦 佐藤允 中谷一郎 夏木陽介 田崎潤 天本英世 ミッキー・カーティス 河津清三郎・司葉子・三船敏郎 3月31日に溜まりにたまったDVDと古本を引き取ってもらいました。 約束の日にちがくるまで2週間以上あったんですが、当初全て持ってってもらおうと思っていた本の中に数冊、どーしても売りたくないと思ええるものと、どーしても取っておきたいDVD10本ほど残しました。その中には所有せずともアマプラで見れるものがありますけど、手放したくなかった(;'∀')。本棚はすっきりしてガラガラ。もう本やDVDは買わないで…
製靴会社の重役・権藤のもとに「子供を預かった、身代金3000万円を払え」という脅迫電話がかかってくる。犯人が誤って権藤の運転手の息子を誘拐したことが判明するが、犯人は権藤に払わなければ子供を殺すと脅す。会社を自分のものにしようと画策していた権藤にとって3000万円を支払えば、身の破滅につながる。身代金を払うべきか苦悩する権藤。一方、警察は犯人が高台の権藤の家が見える範囲に住んでいるとみて、懸命に捜査を進めていた。 黒澤明監督の1963年の作品『天国と地獄』は、エド・マクベインの87分署シリーズの一編『キングの身代金』を原作に、黒澤とその脚本チーム(小国英雄、菊島隆三、久板栄二郎)が翻案したスリ…