光刺激によって生じる感覚のこと。
眼(目)とそれにつながる神経系の働きによって得られる、外界の色、形やその変化についての映像情報と、それをもとにして構築される外界の空間的な認識や、この情報を得るための機能のこと。眼は感覚器と呼ばれる器官のひとつであり、脊椎動物(ヒトを含む)、節足動物(昆虫、エビ)、軟体動物(タコ、イカ)などが持っている感覚である。
<第93号> こんにちは! HSP/HSSコミュニティ主宰、内田さとえです。 HSP/HSS コミュニティ | Facebook 今回のテーマは「視覚」 HSP(Highly Sensitive Person)である私たちは、五感の中でも特に「視覚」による刺激を強く受けることがあります。 美しい風景や細やかなディテールに目が留まる瞬間、自分の感性が特別なものだと感じることもありますよね。 その一方で、人混みや雑多な環境では疲れやすいと感じることも。 この記事では、HSPの視覚が持つポジティブな力と、それを活かしながら日常生活をより心地よく過ごす方法についてお話しします。 視覚の感性が生み出すH…
今回は、脳の「後頭葉」についてお送りします。 後頭葉は「見ること」や「視覚に関する認識」に関わる大切な働きをしています。 皆さまの参考になれば幸いです。 <後頭葉の働き> 後頭葉には「一次視覚野」と「視覚連合野」があり、視覚認知の中枢です。 視覚から入った情報は、後頭葉の一次視覚野へ送られます。 視覚連合野は、一次視覚野に入った情報から物体を認知したり、過去の記憶と照らし合わせそのものが何なのか判断します。 また、奥行や立体的にものを認知するために、側頭葉や頭頂葉と連絡を取り合っています。 <後頭葉が障害されるとみられる症状> ・一次視覚野の片側の障害では、同名半盲(両眼の同じ側が見えなくなる…
イリュージョンは直感でカードに印刷された色の面積を見分けるボードゲーム(カードゲーム)です。「ザ・マインド」と同じ作者によるデザインとの話。ohigedokoro.hatenablog.jp今回5人でプレイ。毎ラウンド色の指定があります。手番が来たらカードを1枚めくりそのカードを既に登場しているカードと比較してその色の面積の広い狭いを判定します。これがカードデザインの多彩さもありなかなか難しい。人間の感覚はいい加減であることもわかります。そして、得意な人もいます。ゲームデザインの発想が斬新! 会話が盛り上がるゲームです。非常に面白い。 このブログの関連記事 ぼくらロボたん(ロボッツ)/Wir …
キーを変更した曲は、楽譜を書き直して、視覚から誤った情報が喉に行かないように、気をつけましょう。(♭Ξ)
はじめに 人間の脳は、並行処理(パラレルプロセッシング)に非常に優れた能力を持っています。並行処理とは、複数の情報やタスクを同時に処理する能力のことを指します。以下に、その具体例や仕組みを挙げて説明します。 1. 感覚情報の同時処理 脳は視覚、聴覚、触覚などの異なる感覚情報を同時に処理します。たとえば、道路を歩きながら話をし、音楽を聴き、信号を確かめなどを同時にしています。さらにそのどれもが多くの処理が必要です。 目で交通状況を確認し(視覚情報)、 耳で車の音を聞き(聴覚情報)、 足元の感覚を感じ取る(触覚情報)。 これらを並行して処理し、統合して適切な行動を選択します。 2. 意識的処理と無…
はじめに 私たちが認識する視覚は、目から直接得られるものではなく、大脳で情報を再構成して作られた「世界」です。私たちは2つの目を持っていますが、それを1つの像として認識し、左右の視差から距離を測ることができます。この再構成は、自動的に、そして私たちの知らないうちに行われています。 私は1917年2月に脳出血を起こし、その結果として複視を経験しました。この経験を通じて、視覚が単なる「見える」ことではなく、脳での処理によるものであることに気づきました。視覚の仕組みについて関心がある人には当たり前のことかもしれませんが、多くの人にとってはあまり意識されていません。 この感覚の大脳による再構成について…
先日海外旅行をしてきました。 せっかくこのブログも続けていることですから、写真も交えて旅行記を書いてみようかな、そんなことも思って出かけたのですが、はや成田空港でその考えはやめました。 旅行記となると、当然常に写真を撮らなければなりません。 そうなると、構図や見栄え、当然手ブレが起きないように注意するなど、どうしても旅の流れが途切れて現実に戻ってしまうのです。 煩わしいことから離れるための旅です。 逐一写真を撮ったりメモを取ろうとしていたら気が休まりません。 たいして仕事と変わらなくなってしまうのです。 そんなことを考え旅行記を断念するとともにスタートした旅でしたが、一つ気づいたことがあります…
はじめに アルタミラ洞窟には約3万6千年前の洞窟画が残されており、現在では世界遺産に登録されています。ホモ・サピエンスは古くから絵を描いていたことがわかります。絵にするとは、3次元のものを2次元する作業で、抽象化する事が必要です。抽象の概念が出来ていたことが解ります。 記号は絵を簡略化したものであり、絵をさらに抽象化していてます。記号を用いる際には、情報を簡略化しつつ、他者に伝達するという目的が含まれています。他者が同じ意味を共有すると仮定することで、記号には抽象化と集団的な認識が求められます。集団を作るには、その集団に属していると言う意識(帰属意識)が必要です。 一方で、文字は言語と結びつき…
眼鏡は、視覚補助器具として私たちの日常生活に欠かせないアイテムのひとつですが、その歴史はどのようなものだったのでしょうか?実は、眼鏡は数世紀にわたってさまざまな進化を遂げてきました。本記事では、眼鏡の誕生から現在に至るまでの歴史と、その技術的な変遷について解説します。 1.眼鏡の誕生 - 中世ヨーロッパの発明 眼鏡の歴史を辿ると、その起源は13世紀のヨーロッパにあります。初期の眼鏡は、読書や書物の閲覧を助けるために作られたもので、修道士や学者たちが利用していました。イタリアのピサで眼鏡が誕生したとされており、この頃の眼鏡は「リーディングストーン」と呼ばれるレンズを用いたシンプルなものでした。当…
A.本業というのは、なかなか難しいものです。まず何が本業かというのがわかりにくいです。 資格などがあれば、まわりにそのことが本業だと思われるので、自分がどうであれ、ともかくも、肩書には、その資格を入れておくのが無難です。