皆さん、こんにちは。 突然ですが、私は大学の時の専攻が哲学でした。 落ちこぼれなのにうっかり院までいってしまって、そこでようやく身の程をよくよく理解して、修士を終えて就職しました。 思えばあの時、院でピカイチでできる人は、ハイデガーやハーバーマスを専攻する一方で既に高校や学部時代に吉本隆明、丸山眞夫、西田幾多郎、九鬼周造、小林秀雄とか、日本の思想関連の作品を既に読んでいたものです。 他方、私のようなナンチャッテ院生は、ようやく大学デビューで西洋哲学をかじり始め、日本の思想家なんてよう知らんと。自分の専攻の作品を読むも、文献の難しさにむしろ圧倒されていたものです。院に入っても、頑張ってはいたもの…