大型連休明けには揚水が始まり、農業用水路に水が流れ始めました。トラクターで耕うんした田んぼに水が入り、代掻きが行われ、一気に田植えの準備が始まります。各農家の休みの都合で、数日の違いはありますが、やがて一面の水田に変わります。 カメムシ等の生息を嫌い、畦に除草剤を散布する農家と草刈りで対応しようという農家の違いでしょうか、水路をはさんでくっきりと違いが際立ちます。稲は基本的に南方由来の植物ですので、夏の暑さには強く寒さには弱い性質を持っています。ですが、この頃のように酷暑が続くようだと等級基準を満たさない米も増えてくるようで、米農家の経験と管理技術が問われるところのようです。 我が家の水田のう…