数年前から、航空会社の上級会員ステータスを得ること自体を目的とした、いわゆる「修行」と呼ばれる行動を目にする機会が増えました。 YouTubeやSNSでは「効率的な解脱(目標達成)」のノウハウが溢れ、かつては一部の愛好家だけが知っていた情報は、いまや一般層まで広く浸透しています。著名人がテレビでその魅力を語る場面も珍しくありません。 私自身、JALグローバルクラブ(JGC)の会員です。しかし、2008年に資格を得た当時の経緯や空気感は、いま見かける「修行」とは少し性質が違っていたように思うのです。 約20年。この制度の中に身を置いてきた一人の利用者として、いま感じている違和感を、静かに整理して…