石破首相が昨年の総選挙で当選した新人議員を集め、慰労した食事会の後、一人当たり10万円の商品券を配ったことが問題になりました。その後の報道を見ると、前首相の岸田氏もおなじように慰労金を渡していたらしく、どうも歴代の首相の慣例行事のようです。こうしたことはだいたい前例主義でやるものですから、石破氏も踏襲したのでしょう。でも、時期がいけなかった。裏金問題がいまだ冷めやらない雰囲気であるので、金銭の授受の話はなるべく避けるべきでした。 石破首相はポケットマネーから出したなどと言ってますが、これは嘘でしょう。15人の新人当選議員に10万円ずつとなれば、計150万円です。いくら首相でも、そう簡単にポケッ…