落日燃ゆ 巨星墜つ 某国の大統領(元)のことではない。 ましてや露伴翁の最期のことでもない。 燃えるような落日をどのような言葉にたとえようか。 そのことを考えていたら「落日燃ゆ」が頭にうかんだ。 以前そんな題のドラマがあったことを思い出したのだ。(題名のパクリじゃん^^;) 昨年、渋沢栄一氏の伝記を二冊読んだ。近々 氏の人生を大河ドラマで放映するようだ。だから興味をもったわけでもない。だいぶ以前(1970年代)に神戸の古書店(三宮センター街・あかつき書房)で『渋沢栄一伝』(昭和6年刊)を見つけた。手にしたわけは、氏に興味を持っていたこともあるし、著者と出版社にも興味があったからである。著者は土…