毎日何百万人もの人々が利用する、世界最大級の鉄道網、東京メトロ。その安全・安心・快適な運行は、決して当たり前のものではありません。その裏側には、駅、トンネル、線路といった膨大な鉄道施設を24時間365日体制で守り続ける「鉄道のドクター」の存在があります。株式会社メトロレールファシリティーズは、東京メトロが100%出資する、まさにその使命を担う専門技術者集団です。今回は、首都圏の社会インフラを静かに、しかし力強く支える同社の第19期決算を紐解き、その事業の重要性と、健全な経営実態に迫ります。 決算ハイライト(第19期)資産合計: 6,608百万円 (約66.1億円)負債合計: 3,343百万円 …