「日本はこうしてつくられた」というタイトルのネーミングがまず惹きつける。 表紙を見れば、埴輪、銅鏡、古墳、仏像の写真などが散りばめられていることから歴史ものとわかる。カラー版で、一般的な新書サイズ。 右肩に「大和を都に選んだ古代王権の謎」という副題が付いている。時代が特定されてくる。「都に選んだ」という言い回しがさらに興味をそそる。 本書は 2021年1月に刊行された。 読後に < あとがき 日本の原点への旅 > を読んだ。 そこで著者が6年半ほど月刊誌『サライ』に「半島を行く」と題して、日本の原点となる文化や伝統の姿を紀行文として連載してきたことを知った。その過程で「それなら日本人の原点にテ…