大学時代、ボランティアと名のつくサークルに所属していた。障がいをもつ子どもと遊ぶことが主な活動である。 当時子どもにも福祉にもそんなに興味がなかった私だが、大学外の人とも関われることと、大学公認のサークルだったことがアンテナに引っ掛かり、説明を聞きに行くと、そこで対応してくれた先輩が素敵な方たちばかりで、すっかり魅了された。特に女性の先輩たちがキラキラ輝いて見え、こんな人になれたらなあと憧れた。「人」に惹かれて入部を決めた。 入った後もつくづくいいサークルだなあと思うことばかりだった。 元々インカレを謳っているサークルだったが、それぞれのメンバーが高校のときの友達や先輩後輩を誘ったりして、サー…