幸せホルモン 私は制服を着て学校にいた。 私が通っていた学校とは違う、見たことがない学校だった。 でもどことなく懐かしかった。 この懐かしさは、学校という場所からくるものではなく、おそらく学生生活という状況からだろうと思った。 次は体育の授業だ。直感でそう思った。 来たことがないはずの学校なのだが、私の体は自然と体育館へと向かった。 次の瞬間私は体操服に着替えて体育館にいた。 ひとりの友達が声をかけてきた。 見覚えのある顔だ。私の高校の時の同級生のT君だ。 当時はそこまで仲は良くなかったが、この夢の中ではとても仲が良かった。 その証拠にT君を見て、私はとても安心していた。 持久走の練習だろうか…