令和6年12月8日 午後3時45分ごろ,弟が見守るなか,父が亡くなった.予想外に,力がふっと抜けた.安堵で思わず笑みがこぼれるのだろうかと思っていたが,そうではなく,力が抜けて小さく震えた.「悲しい」という感情かどうかは今だにわからない. すぐにいかなければ,と,頭の中の誰かが叫んだ気がして,出かける準備をする.その晩,また,父の側で夜を明かそうと考えていたので,身体的には余裕があるはずだった.これから起こることを淡々と進めていかなければ,,,そんな思いと,早く父に会いたいという思いが混じって,車を運転できそうになかったので,夫に運転してもらって急ぎ施設へと向かった. いつも通り機嫌の良い表情…