病に伏せ、隔離された寝室のベッドに沈み込んでいる。 日の当たらない無機質な空間。寝返りを打つたびに腰が重く痛み、額の奥には鈍い頭痛が居座っている。 部屋の外では、妻が食事を作り、息子たちがそれをトレイに乗せて配膳してくれる。彼らはお風呂を沸かし、溜まった洗濯機も回してくれているらしい。 僕の頭上にはプロジェクターが稼働し、天井という巨大なスクリーンに向かって、NetflixやU-NEXTの動画が次々と自動再生されていく。 指先ひとつ動かさずとも、食事が出てきて、エンターテインメントが消費できる。客観的に見れば、何の不自由もない極上の1日である。 組織のマネジメントという観点で言えば、実務を完全…