静岡県富士宮市のこと。静岡県東部に位置する人口12万の都市。面積315平方キロメートル。
富士山の頂上は富士宮市であり、日本一の標高差3741mを持つ。
富士郡大宮町と富丘村が合併してできた市だが、既に大宮市があったため、富士宮という名称に落ち着いた。
富士山本宮浅間大社の門前町から発展し、今も富士登山の表口として夏期間には多くの観光客を迎える。*1
2006年は浅間大社鎮座1200年に当たり大月線沿いに大鳥居が再建された。
また、近年は「やきそばの街」として町おこしをしており、登録商標にも認定された「富士宮やきそば」は、雑誌・テレビなどのメディアでたびたび紹介される。
産業としては、市南部に多くの紙・パルプ工場を抱える工業都市としての側面を持つ一方、北部の朝霧高原は単位面積当たりの生乳生産量日本一であり、酪農・畜産地帯でもある。
また、富士山麓の名水を利用した虹鱒(日本一)・わさび・日本酒の生産も盛ん。最近は、北山工業団地に名水を利用する食料・医薬関係の工場の誘致が進んでいる。
そのうちの1つに松屋フーズ富士山工場があり、そのためか市役所の食堂は松屋が経営することになった。
このことから、市はフードバレー構想の推進をしており、東京農業大学との協力関係を築いている。
2007年NHK大河ドラマ「風林火山」に登場する山本勘助の出身地ということで訪れる観光客がわずかにいる。
新富士〜富士間はDMVの導入が検討されている。
ふじかわ号は甲府と名古屋・関西方面を繋ぐ重要な役目を担っている。
静岡県富士宮市中央町に存在する、「富士宮」駅。