旬が過ぎてしまった中粒のイチゴに、砂糖をまぶして甘みを補い、白餡で包んだあと、牛皮の薄い生地で全体を完全に包み込む方法くらいしか素人には手に負えない。売り物のいちご大福のように、真っ赤な頭を露出させる包みかたは、難易度が跳ね上がる‥‥‥従って素人が作る場合には、全体をすっぽりと包み隠すと大きな失敗はなくなる。 イチゴは大き過ぎると包みきれずに破裂する原因になり、小さ過ぎると餡の味に負けてしまうため、大でもなく小でもない中くらいのサイズを選ぶことが作業性と味のバランスを両立させる秘訣だと思う。砂糖をまぶしたイチゴは、浸透圧によってイチゴ本来のジューシーな果汁を引き出しつつ、濃厚な甘みをプラスでき…