先日、数年ぶりに宮型の霊柩車が走っているのを見かけました。ほぼ需要が無いと思われますが、稼働できるように維持しているのは大したものです。 私が葬儀業界に入った頃(26年前)は既に洋型霊柩車が主流になりつつありましたが、宮型霊柩車もまだまだ走っていました。ちなみに、宮型霊柩車のランク付けは、土台になっている車の大きさと、乗っているお宮の材質などで決まってきます。一番下のランクでも土台はトヨタのクラウンで、上のクラスはキャデラック、間にリンカーンという感じです。各葬儀社がオリジナルで所有している霊柩車は、それぞれ土地柄や社風が表現されていて、他県の火葬場に行くとカルチャーショックを受ける霊柩車もあ…