x-y-平面において、座標軸上の四点 $`(1, 0), (0, 1), (-1, 0), (0, -1)`$ を順に結んで閉じるとひし形(正方形)ができます。このひし形は、次のようにしても作り出せます; 二点 $`(1, 0), (0, 1)`$ を結ぶ線分は第一象限にあります。この線分を、x軸、y軸に対する線対称、原点に対する点対称でコピーして、それらのコピーを寄せ集めるとひし形。ひし形のような対称性を持つ図形は、第一象限にある部分だけで決定されてしまう、と言えます。このことを、一般的な群作用のセットアップのもとで示してみます。今回は割と丁寧に書いています。$` \newcommand{\…