天皇の御所に落雷が直撃し、貴族が即死する。さらし首が何か月も腐らず、夜な夜な歯ぎしりをする。首塚を壊そうとした大蔵大臣が次々と急死する──。これらはすべて、平安時代に「怨霊」となった人物たちが起こしたとされる事件です。この記事では、日本史上もっとも恐れられた4人の怨霊と、彼らを神として祀った「御霊信仰」を、インパクトの強い順にご紹介します。 そもそも「怨霊」とは何か? 怨霊とは、恨みや執念をこの世に残して死亡し、さまざまな祟りをなす人の霊のことです。 区分 内容 怨霊 非業の死を遂げ、生者に災いをもたらす死霊 生霊 生きている人間の魂が肉体を離れて祟るもの(例:『源氏物語』六条御息所) 御霊(…