乃木希典福田和也 文春文庫2007年8月10日 第1刷*初出「諸君!」 2004年3月号 4月号。 単行本 2004年8月 文藝春秋刊 参加しているとある懇話会で、次回のテーマが乃木希典で、本書が 課題本となっているので 図書館で借りて 読んでみた。 乃木希典と言えば、 私の中では 司馬遼太郎の『坂の上の雲の中』で、 その軍人としての無能っぷりの印象がとても強い。しかも、 自分の手柄を立てたいがために、海軍との協力を拒んだ陸軍の将として描かれている。旅順攻略で、日本軍の数万の死傷者をだしたのは、乃木の軍人としての能力欠如、、と。。。そして、最後は、明治天皇が亡くなったからと言って、切腹自害。な…