結論:語り手、直接言わない、文法に注目 教育力 - 岩波書店 p81別の言い方・他の作家・英訳との比較。文体の特徴。表現の効果などを考えさせる、などの発問をしては、と提案。 羅生門を例に諸書から抜粋しておきます。 なお、本記事は 文学の授業で論理的に解釈を構築する―「羅生門」(高1)実践報告― 3時で語り手について学習、5,6時で探究マップを利用し、羅生門論を書く という授業の補足的な話です。 本文は青空文庫の 芥川龍之介 羅生門 より引用。 〇語り手の問題 「作者はさっき、「下人が雨やみを待っていた」と書いた。しかし、下人は雨がやんでも、格別どうしようと云う当てはない。ふだんなら、勿論、主人…