日本語の森を歩いて フランス語から見た日本語学 表紙 日本語の森を歩いて フランス語から見た日本語学 フランス・ドルヌ+小林康夫 著 講談社現代新書 1800 2005年8月20日 第1刷発行 発話からはじめて 第1章 奥のほうへ進んでください フランスなどのように、通りと番地が住所になっているのと違い、日本の住所は分かりにくい 。だから日本人はお客様への招待状に、手書きの小さな地図を必ず添えるのでしょう。パリでは誰もそんなことはしません。 フランス人にとって森(forêt)には奥がないのです。森というものは、周囲のどこからも入ることができます。そしてそのまま向こう側に抜けることができます。ま…