8日の日経平均は大幅反落して、終値は632円安の3万8202円で引けとなりました。 3桁の下落から始まった後も下押し圧力の強い地合いが続き、心理的節目の3万8500円を早々に下回ると前場のうちに下げ幅を500円超に広げました。後場に入ると、決算を発表したトヨタが今期が大幅な営業減益計画となったことで売り込まれた後に、大規模な自己株取得を併せて発表したことから鋭角的に値を戻す動きをしていましたが、全体の支援材料にはならず指数は下値模索が継続して600円を超える下落となり、安値圏で取引を終えました。 明日の東京株式市場は、下値を探る展開が予想されます。 日経平均は前日の上げ分を打ち消す大幅下落とな…