実家にはなかなか立派な梅の木がある。毎年、両親が寒中見舞いに使いたいと言うので、花の写真は撮っていたものの、梅の実に関しては何も言われないので、スルーしていた。 ここ数年は母がだいぶ弱ってしまったため、以前作っていた梅酒なども作っていないようだったのだが、6月に入って実家に行ったとき、梅の実が盛られたかごが台所に置いてあって、びっくりした。聞くところによると、強風で落ちたらしく、庭にいくつも実が転がっているのを見て、枝に残っているものを2階のベランダから取ったのだそう。 いわゆる「梅しごと」はやったことなかったので、義母に助けを求めたところ、薄々そうだろうとは思っていたが、やはり、高齢のため、…