形見となった お仕事の関係でお世話になった人から 譲っていただいた 指輪を身に付ける。 私には 少し派手だな と 当初は思ったのですが 手に取ると スッキリ馴染み 頂くことにした。 オーナーさんは 癌で 本当に亡くなるとは 全く思っていなかった 最後に会った その日も 明るい笑顔に まさか こんなに早くに 娘さんが 私が身に付けている 譲っていただいた指輪を見て。 ママがいつも付けていた指輪 思い出すわ。 ぽつり 私には少し不釣り合いな そんな まだあなたには 早いわよ と クスリと笑われているような そんな気持ちになる。 貴方になら。 そういって 頂いた指輪ですが、 見るたびに 素敵な笑顔を…