昔の文人たちには恋愛沙汰が多いのです。 もうしもうし柳河じゃ柳河じゃ と詩に詠んだ白秋 毎年2月11日~4月3日は水郷ならではのひな祭り「さげもんめぐり」の つるし飾りが街を美しく彩るのだそうです。 さて、北原白秋の短歌に 君かへす朝の舗石さくさくと雪よ林檎の香のごとくふれ と言う歌があります。これ、一夜を共にした恋人が朝帰って行くのを見送る情景を詠んだ歌、と(ネットでも)解釈されてるのですが、私、何かでこれはそんな歌ではないと書かれてるのを読んだことがあります。 当時(明治45年)、まだ日本には姦通罪と言う刑法の犯罪があって、なんと白秋、その姦通罪で投獄されています。相手の女性が人妻だったか…