ヲシテ文献で使用される大和言葉を取り上げ、今に伝わる言葉との差異や、その言葉が生まれる成り立ち、深い意味、関連する言葉との比較などを探ります。 *************** 三月三日のひな祭りが、ホツマの縄文時代にすでに年中行事(なめこと)のひとつとして定着していたことがホツマ伝承を読むとわかります。その主人公は、「モモヒナキ」と「モモヒナミ」の夫婦神であったわけですが、その「ひな」は、「未だ成熟し切っていないこと」を意味していました。 これは、「ひと」が「一(から)十」で完全、成熟を表しているのに対して、「ひな」が「一(から)七」で、まだ不完全、未熟を表すように対応しています。ちなみに、皇…