茨城県小美玉市 江戸 埼玉県川口市 江戸 佐賀県佐賀市 久保田町江戸
現在の東京の一部。 徳川家康が開府した幕府の本拠地が置かれた。
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ここしばらく紹介してきた面白瓦版のシリーズの一つです。 16.1㎝ｘ22.8㎝。江戸後期。書林兼草紙屋 塩屋喜兵衛板。 やはり家内に貼ってあった物らしく、破れがあります。 方位極秘 本命的殺方早繰 本命的殺の方位ハ男女ともに忌(いみ)おそるべき大悪方なり。しかるに世上多く其年と其方を誤ものまゝあり。ここに記すハ正しき方位家の秘訣也。的殺の方に向ひ縁談ふしん旅行その外よろずニあとゆめ／＼犯し用ゆべからず 。 東方 三才 十二才 廿一才 三十才 卅九才 四十八才 五十七才 六十六才 七十五才 八十四才 九十三才 以上のとし東の方 かたくいミさくべし北方 五才 ・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・…
今回は、少し毛色の変わった瓦版です。 16.0㎝ｘ22.2㎝、江戸後期。書林兼草紙屋 塩屋喜兵衛版。 今回も、どこかに貼られていた刷り物です。 倹約 極楽の近道 一 極楽東門迄 十萬億度 但シ一國度二十五里つもりにて 日本卅六丁一里に割合せ 道法(みちのり)五十万憶里なり老人小児女等あるによって日に五里ツゝ歩行のつもり 泊日数合五十万憶日也 但シ一ケ年三百 五十日の割ニて 年数合千四百八億四千五百七万四百二十二年ト百九十二日也 はたご六十四文ツゝ 意遣三十二文ツゝ 此代合五萬億貫文 一 わらじ日に 一足七文ツゝ 代銭合三千六百四十五億八千三百卅三万三千三貫三百六十二文也 一 上戸日に酒十二文ツ…
先に、面白瓦版『浪花市中 大世帯凡算用』(後編)を紹介しました。 浪花市中、百二万五千人と他国より入った十万人分の一年間の諸費用を一覧にした刷り物です。 同じような刷り物がもう一枚ありました。 16.0㎝ｘ22.0㎝。江戸後期。書林兼草紙屋 塩屋喜兵衛版。 先に紹介した物の続きですね。 粗末な紙に一枚刷りの品です。 家内に貼ってあったらしく、擦れや破れが目立ちます。 米一日一人前四合ならし四千百二石四斗一ケ年合百四十七万六千八百六十四石一石六十目がへとして代銀合八万八千六百十一〆八百四十目【石】1石＝10斗＝100升＝10000合＝10000勺 酒一日十人二一合五夕(勺)ツゝ百五十三石八斗四升…
今回『男色義理物語』の記事を書くにあたって、以下の『藻屑物語』の写本を参照しました。『男色義理物語』は写本で伝わっていた『藻屑物語』を出版したものです。 【『藻屑物語』の主な写本】1『藻屑物語』（国文学研究資料館 鵜飼文庫）※末尾に「承応二（1653）年巳正月日 一鉄作」とある。国書データベース：国文学研究資料館 2a『藻屑物語』（中之島図書館 石崎文庫）国書データベース：国文学研究資料館 2b『藻屑物語』（筑波大学附属図書館 東京教育大旧蔵）※柳亭種彦が写したものを、弟子の四方梅彦が明治以降に写した本だと思われる。国書データベース：国文学研究資料館 3a『雨夜物語』（国立国会図書館）※『広三…
『男色義理物語』巻三の一気読みでございます。 巻一～巻三の一気読みはこちら。kihiminhamame.hatenablog.comkihiminhamame.hatenablog.com kihiminhamame.hatenablog.com 読みやすいように、省略したり意訳したりしていますので、ちゃんと読解したい方は、個別のページをごらんくださいませ。 --------------------------------- 【初めての方へ】 原典の画像だけでなく、スクロールすると、ちゃんと活字の原文（可能な限り漢字に直し、送り仮名と振り仮名を補足しています）と現代語訳と解説がありますよヾ(๑…
【前回のあらすじ】 内蔵之助は周囲の死ね死ね圧力に耐えきれなくなり、逃亡しようとしますが、あっさり捕まって処刑されてしまいました。 【初めての方へ】 原典の画像だけでなく、スクロールすると、ちゃんと活字の原文（可能な限り漢字に直し、送り仮名と振り仮名を補足しています）と現代語訳と解説がありますよヾ(๑╹◡╹)ﾉ" 【スマホでご覧の方へ】 諸事情により、ＰＣ版と同じデザインになっています。なるべくスマホでも読みやすいようにはしているのですが、もし、字が小さいと感じた場合は、スマホを横にして拡大すると読みやすいと思います。 別館も更新しています、見てね！ヾ(๑╹◡╹)ﾉ" kihimihamame…
先回と同じ形式の一枚刷りです。 内容は、マジメ過ぎるほど真面目です。 『浪花市中 大世帯凡算用』16.0㎝ｘ22.7㎝。塩屋喜兵衛版。江戸後期。 生活に必要な物や事柄について、一人当たりの消費量や金額などから、大阪全体の費用が算出され、記されています。 浪花市中 大世帯凡(あら)算用 後編 衣類壱人前一ケ年廿五匁ならし一年分合して代銀二万五千六百四十〆目 鼻紙、落紙一日ニ壱人まへ三文ツゝ 〆三千七十六〆八百文一年分〆代銭百十万七千六百四十八〆文 たばこ一けん前一両ツゝ一月〆六千三百七十五斤壱年合廿二万九千五百斤壱斤弐匁かへとして代銀〆四千五百九十貫目＊【斤】重さの単位。1斤＝16両＝160匁＝…
【前回のあらすじ】 内蔵之助は、頼母と采女の仲立ちであり、かつて采女と契りを交わした仲にも関わらず、なかなか追い腹を切ろうとしないので、皆に責められます。 【初めての方へ】 原典の画像だけでなく、スクロールすると、ちゃんと活字の原文（可能な限り漢字に直し、送り仮名と振り仮名を補足しています）と現代語訳と解説がありますよヾ(๑╹◡╹)ﾉ" 【スマホでご覧の方へ】 諸事情により、ＰＣ版と同じデザインになっています。なるべくスマホでも読みやすいようにはしているのですが、もし、字が小さいと感じた場合は、スマホを横にして拡大すると読みやすいと思います。 別館も更新しています、見てね！ヾ(๑╹◡╹)ﾉ" …
吉原遊女の階級図 遊女の階級図を作成しました。お金持ちの奥様の「ザマス」は色々な地方出身の遊女たちの方言矯正をするために作られた遊女言葉だったとも言われているのも興味深いですね。 ■目次 ■人物紹介 1. 旧吉原時代太夫格子散茶局切見世 2.新吉原時代呼出昼三付廻座敷持ち部屋持ち切見世新造禿《バックヤード》楼主遣手芸者《吉原外の遊女たち》湯女飯盛女夜鷹 ■年表 ■参考資料 ■使用素材について ■人物紹介 １. 旧吉原かつて人形町にあった移転前の吉原です。「花魁」という概念はまだ存在していませんでした。 太夫 美貌と教養を兼ね備えた最上級の遊女。武士や裕福な商人や武士を顧客とし、宴席でおもてなし…
先回に引き続き、面白瓦版です。 今回は、言葉遊びなどではなく、しごく真面目な内容の物です。 16.0㎝ｘ22.5㎝。江戸後期。 先回と同じ大きさです。 かなりボロボロになっています。 五堪忍(ごかんにん) 争(あらそひ) 怒の方を害すること剣よりするどし、人を亡さんとする者ハまず我を滅すといへり、誠の勝へ負たが勝なり人にかたんとおもふの我慢にかちてたゞ何事も御かんにんなさるべく候 色(いろ) 色欲によつて身を亡すもの古今かぞへがたし色を貧る心おこらバ是色を求る心にあらず、わが身を亡す心おこれると恐れ、つつしんで神ほとけに立願し此心を御堪忍なさるべく候 奢(おごり) 家を物数奇ふしんして主の行方…
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