『(略)6月4日早朝には、ニューヨークから松井秀喜さんが駆けつけてくださいました。松井さん本当にどうもありがとうございました。ご存知の通り、父は松井さんが世界で一番好きな方です。もし、松井さんと私が同時で海に溺れたら、父は私じゃなくて真っ先に松井さんを助けに行くだろうなと、本気で私は考えたこともあります。松井さんがヤンキースに入団された1年目の2003年、もう、父は居ても立ってもいられず、ニューヨークに駆けつけました。そして、ニューヨークのプラザホテルという、とても格式高いホテルのスイートルームから「松井、バットを持って今すぐ来い」と、すぐに電話をしたそうです。松井さんはびっくりされて、「今か…