自己肯定感についての本を読みました。 自己肯定感という言葉は、存在そのものに悲劇的要素を感じます。 本のタイトルは「悩む心に寄り添う」、心理臨床家の高垣忠一郎さんが著者です。 内容にふれながら感想を述べていきたいと思います。 著者は、不登校の生徒のカウンセリングを多く経験した方です。 リストカットなどを繰り返す不登校生徒に寄り添おうとしてきたようで、そのことは行間ににじみ出ています。 子供を支援しようという強い気持ちを感じました。 ところで、不登校のことを以前は登校拒否といっていました。 登校拒否は実態を表さないので変えた方がよいという論調が強くなり、不登校となったのです。 いわく「学校に行き…