代表的歌人百人の歌一首ずつを集めたもの。藤原定家が小倉山の別荘で撰したと伝える「小倉百人一首」が最も有名で、これを模倣して種々のものが作られた。カルタとして正月の遊びになったのは江戸時代以降。百人首。
なお1首目は「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」(持統天皇) ・・・・・・三省堂「大辞林」より引用
こんにちは。 実は先日、驚きの出来事がありました! 次女イヌがいきなり・・・ 次女イヌと三女ネズミとママウマの3人でお風呂に入っていたのですが、 湯船に浸かっていると、 次女イヌがいきなり、 あきのちゃの~かりおのいおのとまをありゃみ~わがこりょもでは~ちゅゆにぬれちゅちゅ~ と、詠いだしました。 え!!!すごいやん!!! めっちゃ驚きました! いつもお風呂で、長女ザルと練習しているのを聞いていたから??? ちなみに次女イヌはまだひらがなはほとんど読めないので、 完全に音だけで覚えたみたいです! それなのに、上の句から下の句まで読み上げたので、 めちゃくちゃ驚きましたね!! 三女ネズミもいきな…
note.com 以前上記のような記事を書かせて頂きました 最近はもう一つのストーリーも考えられるかなと思い始めました 日本の歴史や文学や文化を研究する人の中には明らかに悪意を持ってそれに携わっている方々や更にはその背後には同様の国々がおるのではないかと思われることが多々あります となるとそれを踏まえて上記の記事を考えると 百人一首を研究しているものの中にもそう言った類の連中もいるでしょう いやむしろいない方がおかしい何故なら日本文化や精神の根幹だからです となると 単なる恋の歌とされるとチンケなものもそうでなければ明らかなる輝きをみせるものが多々ありますから 百人一首に選ばれているからには多…
百人一首第41番目の歌の作者は壬生忠見です。 この歌は40番目の平兼盛の歌と、村上天皇の内裏歌合で優劣を競ったもの。 村上天皇は平兼盛の歌を勝ちとしましたが、いずれの歌も優れていたため、後世に名勝負として伝えられました。 今回は壬生忠見について紹介します。 壬生忠見とは 生没年不明。 役職は摂津大目との記録があります。 目さかんとは国司の役職。 国司の役職は上から使、守、介、掾、目となっていて、目は従八位下の位階のものでした。 壬生忠見は高位の人ではなかったようです。 それでも勅撰和歌集には36首入っています。 歌の才能は広く認められていました。 時代背景 村上天皇の内裏歌合が行われたのが96…
「競技かるた」は単なるかるた遊びとは違い、「畳の上の格闘技」と言われるほどの体力を求められる激しい競技です。 初めて見た人などは、そのスポーツさながらの札の取り合いに驚く人も多いようです。 また「ちはらふる」というかるたを題材にした少女漫画や映画も大ヒットしましたが、精神力と体力を駆使して勝負を争う姿に感動して、競技かるたを始めた人も多いようです。 そして現在は、学校や子供会の活動やお正月の百人一首大会の参加者などを含むと、約100万人のかるた人口がいると言われています。 今回は、今からでも競技かるたを始めたいという初心者の高校生の方に、上達するにはどのような練習方法があるのか、また競技かるた…
百人一首 1番歌 天智天皇 (現代語訳) 秋の田の仮小屋にいると 屋根の苫の目が粗いので 番をしている私の袖は (あなたの来るのを待っている私の袖は) 露で濡れています (涙で濡れています) 人々に尊敬された天智天皇が農民の気持ちになって、稲を保管する仮小屋の情景を詠ったものとされています。 また、万葉集にある、 秋田刈る かりほを作り 我が居れば 衣手寒く 露ぞ置きにける という「詠み人知らず」のうたに手を加えたものとも言われています。 百人一首のうたに音楽をつけてみようと、急に思い立って始めた謎の苦行なのですが、ぼちぼちとやっています。 百首を目指して始めて・・・、まだ「六人一首」(笑)く…
こんにちは! 「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ」1番:天智天皇 歌を覚え中 長女ザルが百人一首に興味を持ち始めたことは、以前のブログにも綴りましたが・・・ www.amama30s.net 現在も百人一首ブーム続いています! 最近は、結構本格的(?)にポスターや本で歌を覚えています! おぼえやすい 百人一首 学習ポスター (キッズレッスン) 子どもが効率よく暗記するために、どうしたらいいかを考えた結果、 しもしもさん家では、お風呂の時に覚えるのがいいのかなと! そこで購入したのが、こちら! おぼえやすい 百人一首 学習ポスター (キッズレッスン) (functio…
百人一首の第31歌から第40歌までをまとめます。 途中で、選ばれる歌が、古今和歌集にあるものから、古今和歌集以後の勅撰和歌集のものに変わります。また、源姓、平姓の作者も現れてきます。その中から武力集団を構成するものや、文学の才能を伸ばすものなどが出てきます。 中国大陸では、唐が解体し、五代十国時代、さらに宋による再統一、朝鮮半島では高麗国建国と朝鮮半島統一など、動きのあった時代です。 その頃に詠まれた歌になります。 dantandho.hatenadiary.com dantandho.hatenadiary.com dantandho.hatenadiary.com dantandho.ha…
教会でお正月に百人一首をした時の写真です。ご覧ください。(2023年1月)
秋の田の 秋の田のかりほのいほのとまをあらみ わがころもでは露にぬれつつ 小倉百人一首、第一番の歌です。 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 作は、天智天皇(626~671) 後選集 巻6・秋中に載っています。 この歌は、天智天皇が農民の苦労を想い詠んだとされています。 秋のよる、農作物を獣などから守るために見張り小屋(かりほ)で一夜を過ごす農民に茅などで編んだむしろ(苫)から夜露がおちて袖を濡している様子です。 袖を濡らすのは、夜露のせいか、家族を想う涙のせいだろうか・・ このような、農民の思いを詠んだ歌とされています。 **…
百人一首第40番目の歌の作者は平兼盛です。 三十六歌仙の一人。 平姓の人ですね。 臣籍降下で出来た平家の一人ですが、その系譜には若干不明な部分があるようです。 赤染衛門の実父でもあります。 今回は平兼盛について紹介します。 平兼盛とは 生年は不明です。没年は991年。 平安時代中期の人です。 村上天皇、冷泉天皇、円融天皇に仕えました。 最終官位は従五位上、駿河守でした。 平兼盛は和歌の才能が高く評価されています。 和歌の作品は、一句一句時間をかけて作られていたようです。 それでも技巧的な、難解なものになることはありませんでした。 そこが高く評価されている部分かもしれません。 時代背景 平安時代…
すまきとすまりんは 福島県の霊山(りょうぜん)に登ってきました 登山のお話の前に 歴史的主人公のご紹介を… 彼の名は 北畠顕家(きたばたけ あきいえ) 学問の家に生まれたスーパーエリート✨ 十代半ばで国政の中枢に抜擢された 天才美少年貴公子 1991年のNHK大河「太平記」では後藤久美子さんが顕家役を演じられました 政争の余波で東北に左遷されるも たちまち荒くれの奥州武者を従え 帝の危機に10万の大軍を率いて破竹の進撃! 敵を散々蹴散らしたけれど… 報われず (>_<) 帝に忠誠を尽くしながら 戦いのなかに非業の死を遂げた悲劇のヒーロー そんな漫画の主人公のような人物が かつて日本に存在してい…
運動(10×1・5×1・3×2) 曲(20×1) 漢字(20×1) 百人一首(10×1) フランス語(15) 英語(20) 簿記(20) フランス語が少しづつ理解出来てきて面白い いいアプリを見つけられた
2023-02-03 (金)(令和5年癸卯)<旧暦 1 月 13 日>(先勝 壬辰 二黒土星) Disa Hjördis 第 5 週 第 27023 日 平家物語巻第四の「大衆揃」に鶏鳴狗盗のエピソードが出てくる。百人一首に清少納言の歌として出てくることもあって、日本人にはよく知られた話である。この話を聞くにつけて、この世の中に生きていくには、他の人では真似のできないことを何かひとつ身につけるべきなのかなと思ふ。人はそれでリスキリングに励むのかもしれない。だが自分の会社生活を振り返ってみると、さうとも言ひきれないこともある。「この人でなければ会社が成り立たない」のであれば、その会社は不安定であ…
五月雨のそらもとどろに郭公なにをうしとかよただなくらん(古今/夏/つらゆき/159) 最近ツイッターがギクシャクしている。人間関係がとかではなく、運営がこのまま続いていくのかあやしい雰囲気なのだ。今日なんか知り合いが不透明な理由でアカウントを凍結されていた。 歌は「五月雨のそらもとどろに郭公」五月雨のそらにも響くほどにほととぎすは「なにをうしとかよただなくらん」何がつらくてか夜にただずっと鳴いているのだろう*1という感じ。五月雨の降る空は決して静かではなく、ざあざあと雨音で満ちているだろうに、それでも聞こえる「とどろ」いているほととぎすの声というのはどれだけうるさいのだろう。それだけ大きな声で…
熊野本宮大社 *本殿 山の中の道(国道168号線 通称「いろは」線)を十津川に沿って熊野本宮大社へ。本宮大社にはお昼ごろに到着しました。ここには多くの観光客が訪れていました。なんとか駐車場にも待たず入れましたが、出る時には10台ぐらい駐車場に入る車が並んでいました。 熊野本宮大社は遷座130年の記念の年だそうで、鳥居の所で感染症対策の消毒をすると記念のシールがいただけました。初詣のお飾りや参道の一方通行が残る中、境内を進みお参りをして御朱印をいただきました。 *いただいたシールなど ここには四柱の神様が祀られていて、お参りする順番があります。まずは向かって右から二番目のスサノオノミコトにお参り…
こんにちは、日本橋書道教室のmihoです。 2月からのアート書クラスのレッスン詳細をお知らせいたします。 2023年 2-5月のlesson 百人一首を書いて豆綴じ本をつくる 筆の使い方、仮名の練習、を行い、百人一首の歌を書き貯めます。5月のレッスン時に和紙を使って、和綴じ本に仕上げます。 日程 :2/4(土) 2/18(土) 3/4(土) 3/26(日) ※その後は確定次第お伝えします。 場所 :中央区銀座 (詳細は、申込時にお伝えします。) 時間 :13:30-15:00 初心者の方でも大丈夫です。 素敵な自分だけの和本ができます。ご一緒しませんか? 詳細はお問合せください。→Contac…
先日、こちらの 「新版 百人一首」(島津忠夫訳注)という本を読んだ折 撰者・藤原定家の歌の解説で 「ほほぉ……」 と感じた所がありましたので 今回はそのことについて書いてみます。 新版 百人一首 (角川ソフィア文庫) KADOKAWA Amazon 権中納言 藤原定家(1162-1241)の歌は 百人一首の第97番目にあります。 来ぬ人を 松帆の浦の夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ どんなに待っても来ぬ人を待ち 松帆の浦の 夕凪の浜で 焼かれる藻塩みたいに 身も 心も 恋に焦がれて 苦しい私 ── 「松帆の浦」というのは 兵庫県淡路島の最北部にある海岸 「藻塩」というのは 海藻などに海水…
運動(10×1・5×1・3×2) 曲(20×1) 漢字(20×1) 百人一首(10×1) 簿記(15) フランス語(20) 英語(15) 本日より1時間早い始業時間へ 朝起きれるか不安だったけど問題なく起きることが出来た 融通してもらいこの時間でいいことになった とてもありがたい 元の業務はその時間だと無いので別のチームの作業をすることに また新しい業務を覚えなくては 上手く頭を切りかえながらやっていけたらいい 終業後はいつも以上に疲労感があった 慣れるまではこの調子が続くだろう 張り切っていこう! 帰りも早くなったことで、早速洋服を買いに行くことが出来た ちょうどSALEもしてたおかげでいい…
運動(10×1・5×1・3×2) 曲(20×1) 漢字(20×1) 百人一首(10×1) 英語(20) フランス語(20) 昼頃実家に到着 コストコのハイローラーを今まで食べてなかったが食べてみたらめっちゃ美味しかった 今度自分でも買って食べたい 暗くなる前に帰る予定だったがダラダラと過ごしてしまって19時に出発することになった この時期寒くて困る
39番 参議等 浅茅生の 小野の篠原 しのぶれど あまりてなどか 人の恋しき まず、誰なんですかねこの方。 参議って参議院じゃないでしょうけど、等って「ひとし」さん? 小野の篠原っていうのはそういう場所のことなんでしょうね、浅く茅が生えてる場所。固有名詞かもしれません。 しのぶれど、っていうのは、偲ぶですかね。 そして謎の「あまりてなどか」。 浅茅生の小野の篠原で逢ったあの人のことを思うけど、思うだけでは足りない、あぁ会いたい逢いたい恋しい人よ、、、みたいな? 意外と悪くない読みでした。 浅く茅が生えて、篠竹もある野原、というのが場所のイメージを表しているようです。篠原としのぶで「シノ」がかか…
古文研究法108-3 大鏡より:その(後少将の)遺言を母北の方おぼえでおはしましければ、思ふに、人のし奉りてけるにや、枕返しなにやと、例のやうなる有様どもにしてければ、えかへり給はずなりにけり。のちに母北の方の御夢に見え給へり。いかにくやしくおぼしけむな。 その後少将の遺言を母はとりみだしてちゃんと聞き届けることができなかったので、きっと他の誰かが処置しちゃったんだろうけど、枕返しや何やかやと普通のやり方にしてしまったものだから、後少将は生き返ることができなかった。後少将はそのあと母の夢枕に立ったそうだ。どんなにか口惜しかっただろう。 N君:人が死ぬと死者が生き返らないように北枕にして寝かせる…
丸谷才一『日本詩人選10 後鳥羽院』(以下、『後鳥羽院』と略)は「歌人としての後鳥羽院」「へにける年」「宮廷文化と政治と文学」からなる。第二版で、「しぐれの雲」「隠岐を夢みる」「王朝和歌とモダニズム」の三篇を追加した。 開巻第一の「歌人としての後鳥羽院」冒頭は、「書き出し」が大事だとした丸谷の術の見せどころとなっている。すなわち、世間常識的な定説にならって否定ないし疑問を投げかけておいて、逆接の接続詞(「しかし」「ところが」)でコペルニクス的に転回し、いやおうなく読者を巻き込む。感想ではなく、具体的な論証・引用で次々と的を射ながら、同時に作者の批評姿勢・方法・態度を公開する(丸谷は《小林秀雄の…
『星の巡礼 中山道てくてくラリー・550km徒歩旅行』Ⅲ <同志社ローバースカウト創立50年記念事業 通信記録・旅日記> 最終章 ■ 中山道後半<鳥居本宿63➡大津宿69➡京都三条大橋到着> ■ <てくてくラリーIN 中山道 到着式> 京都三条大橋 ■<同志社ローバースカウト50周年記念式典> 新島会館 前回、一気にゴールである京都三条大橋までを書き上げたかったが、余白の関係で、 ここ鳥居本宿63 で終えた。 最終章である今回は、<中山道てくてくラリー後半報告書②>として、<鳥居本宿63から、 大津宿69を経て、ゴールである京都三条大橋まで>を記録し、踏破の喜びと、出迎えの様子、 さらに新島会…
主婦と兼業の更新記録です。 主婦と兼業について 鑑賞◆百人一首◆(noteマガジン)より 今橋愛と花山周子で百人一首の鑑賞を交互に行っています。まずは過去に書いたものを毎日一首更新予定です。その後は月八回程度の更新を目指しています。 ※奇数番号の歌を花山周子が偶数番号の歌を今橋愛が担当していますが、ときに狂う場合がありそうです。また、花山は順番通りでありますが、今橋は書きたいものから書いていくので、番号が前後しています。 2023年 2月5日/花山記5番 奥山に紅葉踏みわけ鳴く鹿の声きく時ぞ秋は悲しき 猿丸大夫 2月4日/今橋記96番 花さそふ嵐の庭の雪ならでふりゆくものはわが身なりけり 入道…