久々に読書感想文。 翻訳家の腕なのかもしれませんが、とにかく非常に腰が低いです。このテの自分の実体験をベースにした研究は、概ね(個人の穿った見方かもしれませんが)「これから先、こんな手法が王道になるのだ!」というような強い意志を文章の端々から感じるのですが、この本はそうではなかった。 序章にも「私の経験が全てに通用するとは思わないが、何かの発想のヒントとなりうる事を祈念している」的な書き方をされています。 TEAM OF TEAMS <チーム・オブ・チームズ> 作者:スタンリー・マクリスタル,デビッド・シルバーマン,クリス・ファッセル 日経BP Amazon 対アルカイダ作戦の指揮官として配属…