作家/エッセイスト。
1954年東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。大学卒業後は6回の転職を経て本の雑誌社に入社。同社在職中に『午前零時の玄米パン』(本の雑誌社、角川文庫)を上梓、ほどなく作家として独立。このときの話は『別人「群ようこ」のできるまで』(文春文庫)に詳しい。 書評エッセイや日常生活に関するエッセイが得意。
など多数
1【わたしのげぼく】 著:上野そら 先日、神保町にゃんこ堂で購入した絵本。 大人の絵本で感動。家族に猫ちゃんがいる人は泣いちゃう。 大好きなくまくら珠美さんのイラスト。 ehon.alphapolis.co.jp 2【悲しみよ こんにちは】 著:フランソワーズ・サガン サガンが18歳の時に書いた本。 18歳でこの世界観を持っているのはすごいし、 でも18歳だからこうなのか?とも思ったり。 すっきりはしないけど、読みがいがあった。 www.shinchosha.co.jp 3【ロココの花嫁 マリー・アントワネット ベルサイユへの旅路】 著:ケーラー・鹿子木美恵子 「パンがなければ〜・・・」のアレ…
ゆるい生活群ようこ朝日文庫2018年5月30日 第1刷発行2019年5月30日 第7刷発行 図書館でふと目に入ったので、かりてみた。300ページ弱の文庫本。さっと読めそう。 裏の説明には、” ある日突然めまいに襲われ、訪れた「漢方薬局」。 ここから漢方薬を飲むだけでは終わらない、 我慢と忍耐の暮らしが始まる。お菓子禁止、 体を冷やさない、 水分をとりすぎない、 趣味は1日1つ など、 約6年にわたる体質と意識改善の様子を丁寧に綴った実録エッセイ。”と。 群さんは、1954年生まれ。本書の始まりは、”それは突然やってきた。 わすれもしない 2008年の11月、 いつものように、 朝、目が覚めて …
群ようこさんのエッセイ『忘れながら生きる 群ようこの読書日記』を読んだ感想が、ブクログ通信で紹介されているのを見つけた。 なんか見たことあるレビューだなぁと思って、書いた人の名前を見たら自分のでビックリ!そういえばこんなこと書いていたっけ。 素直にうれしかったので、ブログにも記念に残しておく。 ◇◇◇ 個人的には、紹介されている本の中で読んでみたいと思うものはなかった。そう思ってしまったのは、群さんの読んだ本よりも、日常生活の方に興味を持ってしまったからかもしれない。たとえば三味線を習うお話では、三味線には民謡・義太夫・長唄・清元・新内・常磐津・小唄・端唄の種類があったり、三味線そのものにも太…
少し前までは息子たちと入浴することが多かったが、ここ2、3年は夫と息子たちが一緒に入ることが増えたので、わたしはほぼ毎日1人で入浴できるようになった。 さて、わたしはお風呂がそんなに好きではない。 お風呂に入らなくても頭が痒くならなかったり、体がベトベトしないのならば、多分入っていないと思う。 汗っかきなので、夏は1日に何度もシャワーを浴びることもあるけれど、汗で首がベタベタするのが気になるので浴びるだけで、普段は「あー!早くお風呂いきたーい!」なんて思わない。 寒い冬は熱い湯船に浸かると体の芯から温まり「気持ちいいなあ」と思う時もあるが、そのあとの髪の毛を乾かす作業が面倒なので、毎晩「よしっ…
今月も本を読んだので紹介^^ 1【れんげ荘】 著:群ようこ かもめ食堂が自分の中でとっても好きだったので、れんげ荘物語シリーズも。 1作目。いろんなものから解放されるために奮闘。ほっこりしていて大好き。 2【おいしいごはんが食べられますように】 著:高瀬隼子 芥川賞作品、、、ということを、読み切ってから知った。 お仕事、食べ物、人間関係が入り組んでいて、ちょっと意地悪で人間味があって良かった。 3【HIGHT POWER MARKETING】 著:ジェイ・エイブラハム なが〜くて難しいマーケティングの本。もう販売はされていなくて、 メルカリで1.5万円ほどで売られている!!! なかなか読みきれ…
▼ 私のYouTube チャンネル、宜しかったらご覧下さい 🎀 今日は昨年の作品を載せてみました www.youtube.com (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 今回読んだのは、こちらの記事の本の続編です。wildrose3.hatenablog.com 上の本の2巻目とも言えるこの本を読みました。 福も来た パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫) [ 群ようこ ] 楽天で購入 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 本の内容を少し書いてしまいますが。。。 ***…
▼ 私のYouTube チャンネル、宜しかったらご覧下さい 🎀www.youtube.com (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); 今回はこちらの本を読みました。 パンとスープとネコ日和 (ハルキ文庫) [ 群ようこ ] 楽天で購入 (adsbygoogle = window.adsbygoogle || []).push({}); ざっくりとあらすじを書いちゃいます。 見たくない方はご注意ください! ************ 母ひとりに育てられたアキコは、突然の母の死、勤めていた会社での失望から 母の営んでいた食堂を引き継ぎます…
群ようこさんの 「しあわせの輪」 を 読みました。 れんげ荘物語第8弾は お正月から始まります。 甥っ子や姪っ子はもう大きくなって 自宅から離れて暮らしていて もうそんな年になったの とびっくりするワタシ。 どうやらもう2人は就職しているらしい。 ワタシの中ではまだ学生さんだった〜。 物語の中でもどんどん時は流れているのでした。 ここ最近 毎年1月に れんげ荘物語シリーズの最新刊が出ます。 春を迎える頃にその最新刊を読めるしあわせ。 ありがたいことです。 貯金生活者のキョウコさん。 毎月10万円で暮らしています。 家賃は3万円で引き落とし。 貯金から7万円をおろしてそれだけで1ヶ月暮らす。 光…
今月3回目のブログ更新!すごい! 今日は閏年の2月29日!すごい! 2月に読んだ本でもつらつら並べてみようかな 1【マボロシの鳥】 著:太田光 鳥にまつわる短編小説 読みやすい ファンタジーな感じ 2【パン屋を襲う】 著:村上春樹 人によって感じ方が違うと思うので考察を読むと面白みが増すと思う 3【となりの脳世界】 著:村田沙耶香 大量のエッセイ。 知らない作家さんだったけど、思考がおもしろくて、違う作品も読んでみたい。 4【はじめての】 著:島本理生 辻村深月 宮部みゆき 森絵都 Yoasobiの楽曲とコラボしていた作品で、買うか迷っていた本。一気読み。 5【かもめ食堂】 著:群ようこ ほん…
最近読んだ本についてブログを書いていなかったので久しぶりの本紹介です。 「れんげ荘物語」シリーズは「かもめ食堂」でおなじみの群ようこさんの小説です。 主人公が仕事を辞めて無職となり、古いアパートで月10万円生活をしているお話です。全部で7冊出版されています。(2024年1月時点) お話が続いているので1から読むのがおすすめです。 yammy-08.hatenablog.com この本を読んだきっかけ ネコの表紙が可愛くて好みだったので読んでみることに。 以前、このシリーズを読んだことを思い出し、読んでいなかった3と4を読むことに。 こんな人におすすめ スローライフに興味がある人 今の仕事に疲れ…
今よりも狭い部屋に引っ越すことを決めた著者による、持ち物処分エッセイ。 帯に書かれた「いくら捨てても、どうして次から次へと物が出てくるのか――」という言葉に惹かれて手に取った。もともと、個人ブログや動画で、山のような持ち物をバンバン処分する様子を見るのが好きだ。ミニマリストやシンプリストの皆さんによる、必要なものだけ残された美しい部屋の様子を見るのも好き。きっとこのエッセイも楽しめると思った。 期待通り、長年溜め込んだ持ち物をどんどん処分する様は爽快だった。 作家さんなので、本はたくさんあるけどあまり処分できないのかな、と思いきや、今ある1/3〜1/2を処分しなくては!と頑張っていてすごかった…
※この記事は広告を含みます にゃんこたんです 「ミニマリストもゆるく、節約もゆるく、仕事もゆるく、のんびり気ままに過ごしております」 という理想論を述べたところで… 風邪はだいぶ良くなりましたこうして、思うのは「無理は禁物」 ただそれだけです ちょっと余計に頑張ると、どこかでほころびが出ますそれなら、最初から「ちょうどよい」加減で程よくやるのがいいでしょう 今回の風邪もちょっとばかし仕事を頑張ってしまった…ガラにもなく頑張ってしまった結果です ということで、これからは「ゆるく」生活することを心がけていきたいです冒頭の「ミニマリストもゆるく、節約もゆるく、仕事もゆるく、のんびり気ままに過ごしてお…
①ステラ・マリス コーマック・マッカ―シー(黒原敏行)早川書房 天才数学者でもあり、幻覚を子供時代から見えていたアリシア(20歳)ステラ・マリスという精神病棟に自ら入る。本作は、その病院に勤めている精神科医コーエン教授とアリシアの会話劇のみ。コーマックの遺作のひとつ。 ②れんげ荘 群 ようこ 角川春樹事務所 再読。大手企業に勤めていた中年女性キョウコ。もう働きたくないと決意し、仕事を辞め、口うるさい母親の元も去ることに。 ボロアパート、月3万円のぼろ部屋で暮らすことに。まだまだ無職歴が浅いキョウコ。うじうじ悩みながら、少しずつこの無職生活に慣れていく。私は、とうにこの無職生活に慣れ、板について…
小福ときどき災難 群 ようこ 集英社文庫 600円(税別) 犬ん子さんが描く表紙が可愛いです。 中の挿絵も可愛いです。 群ようこさんの本、久しぶりに手に取りました。 コロナ禍のあれこれエッセイです。 タイトル通り、良いことばかりではありませんが、「小さな幸せ探し」素敵です。 災難もささやかなもので、くすっと笑ってしまうものが多いです。 久しぶりに『かもめ食堂』観たくなりました。 ☆☆☆☆☆ 光が強く当ると影も強く濃くなる。 人生良いこと悪いことプラスマイナス0だと思って生活をしているので、ささやかな幸せを大切にしたいです。 ゴールデンウィークはゆっくりのんびり、生活を整え直しました。 ☆☆☆☆…
図書館に行ってきました。 本を8冊借りてきました。 【図書館で借りてきた本】 ・ありふれたチョコレート1 秋川滝美著 (アルファポリス文庫/アルファポリス) ・ありふれたチョコレート2 秋川滝美著 (アルファポリス文庫/アルファポリス) ・キャベツ炒めに捧ぐ 井上荒野著 (角川春樹事務所) ・リストランテ アモーレ 井上荒野著 (角川春樹事務所) ・働かないの れんげ荘物語 群ようこ著 (角川春樹事務所) ・めぐり逢いサンドイッチ 谷瑞恵著 (角川書店/KADOKAWA) ・ときどき旅に出るカフェ 近藤史恵著 (双葉社) ・ショートケーキ。 坂木司著 (文藝春秋) 本を手に取って、ページをめく…
今月うまくいったこと 自分についてを深められた ふとんをたたむを継続 禅タロットを取り入れた 今月うまくいかなかったこと 環境の整理 体重管理 今月学んだこと 歯の痛み 自分の状態 今月読んだ本 今月うまくいったこと 自分についてを深められた Aさんとの今後を考えていく中で、自分が何が好きで何が嫌いか、なにがうれしくてなにはうれしくないかなど。 また、自分が結婚というものをどう思っているのか、などなどを深く考える機会となりました。 ふとんをたたむを継続 起床後にふとんをたたむのは継続できています。 ささっとできることなのに、おもったよりも整って見えるので達成感があります笑 禅タロットを取り入れ…
伊与原新さんの「宙わたる教室」を友人たちに勧めています。 定時制高校科学部の話。胸がわくわくし、そして熱くなります。 50年近く前、定時制クラスを教えたことがあります。 毛織物会社で働く、全員東北出身の15~19才の女子工員さんでした。 彼女たちのお国訛のある言葉遣いは、全日制の女子に比べとてもきれいでした。 それを話すと、 「先生、私たち働いてるんだよ。汚い言葉を使ったら上司に叱られるよ。」 そうでした。彼女たちは学生であり、すでに社会人でした。 懐かしい顔のいくつかを、心地よい訛と一緒に思い出します。 彼女たちも60代。どんな女性になっているのかな。 読んだ本の数:7しあわせの輪 れんげ荘…
5/02 浅沢英「贋品」徳間書店/ISBN: 9784198658182*1 5/02 ダニエル・スウェレン=ベッカー「キル・ショー」扶桑社ミステリー/ISBN: 9784594095727*2 5/07 貫井徳郎「ひとつの祖国」朝日新聞出版/ISBN: 9784022519849*3 5/07 神山裕右「刃紋」朝日新聞出版/ISBN: 9784022519856*4 5/09 池澤春菜「わたしは孤独な星のように」早川書房/ISBN: 9784152103284*5 5/09 吉本ばなな「幸せへのセンサー」幻冬舎/ISBN: 9784344042704*6 5/09 ウィル・リーチ「死ぬまでほ…
先日みた映画「かもめ食堂」がとてもよかったので、原作小説もみてみたいなと思いまして。読了いたしましたので、それについて綴っていきたいと思います。 あらすじ 映画と本の違い 小説で好きだったところ あらすじ ヘルシンキの街角にある「かもめ食堂」。日本人女性のサチエが店主をつとめるその食堂の看板メニューは、彼女が心をこめて握る「おにぎり」。けれどもお客といえば、日本おたくの青年トンミひとり。ある日そこへ、訳あり気な日本人女性、ミドリとマサコがやってきて、店を手伝うことになり…。 (文庫本 裏表紙から引用) かもめ食堂 (幻冬舎文庫) 作者:群ようこ 幻冬舎 Amazon 映画と本の違い 小説を読了…
数日前に良かったもの… スペイン語 群ようこさんのエッセイ 昨日良かったもの… 吉田美奈子さんの歌
小笠原洋子さんの 「財布は軽く、暮らしはシンプル。 74歳、心はいつもエレガンス」 を読みました。 そう 小笠原洋子さんです。 何冊か出版されている本になかなか出会えず まだ小笠原さんの本を読んだことがありませんでした。 そしてやっと 2024年の新刊を手にすることができました。 小笠原洋子さんは リタイアしたばかりの頃 群ようこさんの本で知って 家計簿を比べたことがあります。 さらにその2年後にも比べました。 小笠原洋子さんの家計は 家賃の割合がとても高いのです。 それでも良いんだな 暮らしていけるんだと 心が軽くなったのを覚えています。 新しい言葉が出てきました。 「ケチカロジー」 ケチと…
最近読んだ本をざっと纏めました! どれもサラッと読み進めたので深い感想はありませんが・・・・。 空き時間の読書におすすめな本です。 僕らのご飯は明日で待ってる 僕らのご飯は明日で待ってる 作者:瀬尾 まいこ 幻冬舎 Amazon 僕らのごはんは明日で待ってる (幻冬舎文庫) [ 瀬尾 まいこ ]価格: 649 円楽天で詳細を見る 高校生の恋愛もののようだったので、最初はただの青春物語かな?と思い読み始めたけど、ラストにかけて大人の女性も共感出来るような、うるっとする内容だった。 色んな家族の形や女性の病気にも触れていて考えさせられる内容。 瀬尾まいこさんの作品は作者が先生をしていた過去から学生…