少子高齢化と年金不安の中、どう自分の生活を設計していくか。 ◼ はじめに –「定年」はもはや幻想か? かつては60歳で退職、退職金と年金で老後をゆったり過ごす、というライフプランが主流でした。しかし、2025年の今、そんなプランは既に崩壊しつつあります。 今や70歳を過ぎても働き続ける人が半数を超える時代。 しかも、これは“やりがい”の問題ではなく、“生活のため”という現実的な理由から。つまり、「定年後=悠々自適」という考え方は過去のものになっているのです。 私も元気な高齢の方に話を聞くと、全く年金では生活できない、とのこと。 インフレになるこれからの日本にとってはますます深刻になるでしょう。…