人間誰しも、自分ではどうにもならないことがある。 もちろん自分でも、 どうにかする努力は怠らないよう心がけている。 しかし本当に自分ではどうにもならないことというのはあるもので、 だからわたしは皮膚科に行く。 幼い頃からアトピーだと言われ、早数十年。 確かに、とてもではないが肌が強いとは言えず、 肌荒れとは常に並走してきた人生と言える。 とはいえ現在通っている皮膚科に通い出したきっかけは、 手がかぶれて生活がままならなくなったからである。 当時、わたしは特殊な有機溶剤を扱う、 工業系の製造業に勤めていた。 そこではかなり強力な接着剤を使っていて、 おそらくその接着剤が原因でアレルギー症状が出た…