「残業を減らしたい」『サボりたいだけでしょ?』 「大勢より少人数の方が落ち着く」『友達いないの?』 「貯金だけじゃなく投資も考えた方がいい」『ギャンブルにハマる気?』 どれも、なんだか話がすり替わっていますよね。これは「ストローマン論法(藁人形論法)」と呼ばれる詭弁のひとつです。相手の主張を勝手に極端なものに置き換えて、それを叩くという手法になります。 この論法、実は日常会話だけでなく、投資やFIREの議論でも頻繁に登場します。たとえば、こんな話を聞いたことはないでしょうか? 「インデックス投資は退屈だから儲からない」「FIREは怠け者のやることだ」 知らず知らずのうちに、この論法に巻き込まれ…