近代と現代の歴史。
もともと「近代」とは、近代になるイベント(例えばフランス革命)が発生してから以降の時代を指す概念であった。よって当然「いまげんざい」も含まれるはずだったが、実際には「現代史」のように、近代と現代を分けることも多い。 この場合に「近代史」と言っても、「近代以降現在まで」か、「近代以降、現代史になるまで」なのかわかりにくい。 よって、「近代以降現在までの歴史」を言うときにこの語を用いることがある。
おすすめの歴史動画をご紹介したいと思います。 条件は3つ。 歴史的事実に基づいていると思われるもの 過剰な煽りがないもの 無料で視聴できるもの
マッカーサーは日本軍に苦しめられたので、もう二度と日本とは戦争したくなくないと考え、徹底的に日本を弱体化しようという意図のもとで占領を行いました*1。従ってそのときに始まった戦後教育が日本人を骨抜きにしようという目的に沿ったものであることは明らかです。だからまず、生まれた時から戦後教育に染まった私たちはそのことを自覚し、そのうえで自分の価値観を点検してみることが必要です。今まで当然と思っていたことが本当に当然なのかどうか、メディアで言っていることは本当に正しいのかどうか、ということです。 バブル崩壊以後、日本は経済成長しなくなりました。それには消費税の導入・人口の減少など表面的にはいろんな理由…
私は、このブログで戦争や平和について考えるための記事を、かなり書いてきました。 私そういちは、歴史関連をおもなテーマとする(ほかの仕事と兼業の)売れない物書きで、世界史を概説した商業出版の著書もあります(『一気に流れがわかる世界史』PHP文庫)。 一気に流れがわかる世界史 「中心」の移り変わりで読み解く (PHP文庫) 作者:秋田 総一郎 PHP研究所 Amazon 私が得意とするのは、歴史についての基礎知識を、初心者にもわかりやすいかたちで要約して述べることです。あの戦争――第二次世界大戦や太平洋戦争についても、このブログなどで、その得意とするアプローチで取り組んできました。 ただし、「やか…
毎日新聞はここ数年歴史学者に近現代史のコラム連載を依頼していて、コロナ禍の頃にその執筆者であったのが東大の加藤陽子教授です。毎日のコラムはほぼすべて目を通していてずっと気にはなっていて、しかし加藤教授が執筆の本については恥ずかしながら手が回らずにいて(長いこと積読状態になっていて)、この前やっと『それでも、日本人は戦争を選んだ』(朝日出版社・2010)を読み終えています。面白かったです…だと小学生の感想文になってしまうのでここで お題「この前読んだ本」 を引っ張りながら以下、書きます。 本書は加藤教授が中高生向けに授業を行った講義録のダイジェストで口語体で書かれています。あけすけに云ってしまえ…
スターリンという20世紀を代表する独裁者・政治家だけでなく、書籍とは読書とは、ひいては知性とは何かと考えさせられた本書であった。 本書は、アイルランドの歴史家ジェフリー・ロバーツによるものであり、スターリンの蔵書とその書き込み、すなわち読書という知的営みから彼の思想を描き出すという大変に興味深い試みである。 スターリンの図書室:独裁者または読書家の横顔 作者:ジェフリー・ロバーツ 白水社 Amazon スターリンが死去した際に、書籍・雑誌・小冊子の総数は約2万5千に達していたという。彼の蔵書は、複数の図書館に移管され分散したが、共産党関連の保管記録には、彼が印を付けたり、書き込みをした約400…
当代随一の歴史家によって書かれた新たなスタンダードとなる書と思った。 麻田雅文『日ソ戦争』である。 日ソ戦争 帝国日本最後の戦い (中公新書) 作者:麻田雅文 中央公論新社 Amazon 評価や言及すべき点は多々ある。いくつかのポイントに絞ってここでは記しておこう。 第一に、専門家や研究者にとっては自明かもしれないが、この戦争におけるアメリカの役割と重要性を非常に丁寧に書いているところは、とても重要な論点であると思う。 この戦争を語る時しばしば、「前史」を端折って、「ソ連軍が、突然に中立条約を破って参戦をしてきた」的な言説がなされる(歴史の教科書でさえこのような書かれ方をしているのを見たことが…
これはかなりの力作で、凄い本であると思いました。 スターリンの極東戦略 1941-1950:インテリジェンスと安全保障認識 作者:河西陽平 慶應義塾大学出版会 Amazon 随所に、これまでにない新たな知見がちりばめられており、東アジアの近現代史、1945年前後の国際関係史に関心を持つものに取って必見の本であると思う。 本書は、帯に書いてあるとおり、スターリン率いるソ連は、極東情勢の変容をどのように認識し、いかなる軍事・外交戦略を採用するに至ったのかを、近年公開されたロシア語資料を中心に使って論じるものである。 主に使用しているのはロシア語資料や研究であるが、巻末の文献目録を見ると驚くのは、中…
2006年2月にでた旧版を読んでいた。その時も、これは大変に凄い本であり、現代の古典と思っていた。その後の文庫版は実は読んでなかったのだが、新版がでると聞き、日ソ戦争についてあらためて考えてみたいと思っていたので、すぐに買って読んだ。 暗闘 新版――スターリン、トルーマンと日本降伏 作者:長谷川毅 みすず書房 Amazon そう言えば前に読んでいたっけと思いつつも、改めてこの大作を読むと、もっと深いレベルで、この時代のものの見方などが、知らず知らずのうちに自分が影響を受けていたことがよく分かった。 本書は太平洋戦争の終結を、8月15日を到達点とする日本の「終戦」史として描くのではなく、アメリカ…
イエス WWⅢ、前夜か。 この国は、どうなるのだろう。 _________________________________ _________________________________ 林も居るでよ。近現代史の林講師は、その経緯を、水島社長との対談で、発言してましたね。講座が開設は、その最終より。プロセスが肝要。すなわち、列島が国民に、周知徹底。 わたしは、9.11&3.11。それ以降が、現代史の始まり。そう、思ってますので。 彼が開講が主旨は、その辺に在るのでしょう。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ _________________________
今回は、「日本人が誤解している東南アジア近現代史」(2020年)を読みました。 日本人が誤解している東南アジア近現代史 (扶桑社新書) 作者:川島 博之 扶桑社 Amazon 東南アジア各国の人口推移、歴史的な日本や他国との関係、食料・農業事情についてとても勉強になったので、知らなかったことをまとめたいと思います。著者さんは東南アジアの各国の農地を自分の足で見てきて、直接話しを聞いてきているそうで、外国人には(捕まるので)言えない本当の意見や考えなども書かれていてとても興味深いなと思いました。「あの戦争」と大戦のことをハリポタのヴォルデモートのように表現します(多分、本書のこだわり)。 ベトナ…