←→全体最適
ある狭い範囲(見える範囲、考えられる範囲、できる範囲)で行動をし最適にする。 部分最適をしても表面的な解決であり、根本的は問題の解決にはつながらないケースが多いため、してはいけないこととされている。 「井の中の蛙」ということわざと似た意味で使われる。 「部分最適ではなく全体最適をしろ」など。
google:部分最適
こんにちは、Andyです。 *本ページはプロモーションが含まれています* 先日、入院していた時に感じました組織の行動パターンに関して感じたことを書きたいと思います。 ○一つ目は、点滴の針を右腕に刺すか、左腕に刺すか、です。全体最適と部分最適。 看護士さんは、私の利き腕、病院内での生活の利便性を考慮し、左腕を提案してくださり、私も同意。感謝を伝えました。 一方、検査を行う部隊は、患部、胆管は右側なこともあり、そこを造影するため、右腕からの点滴が最適なため、こちらでお願いしたい、との意向。 その後の内視鏡手術では特に左腕右腕の点滴の制限は無し。 結構強めに右腕点滴を主張されたので、なんとか看護士さ…
皆さん、こんにちは。本ブログは行動経済学を実際のビジネスに適用していくことを主目的としています。 行動経済学の理論を中心に、行動心理学や認知心理学、社会心理学などの要素も交え、ビジネスの様々なシーンやプロセス、フレームワークに適用し、実践に役立てていきたいと思っています。 小売業界に限らず、「モノを販売する」という企業は、急速な変化に直面しています。オンラインショッピングの拡大、消費者ニーズの多様化、そして物流コストの増大は、企業が直ちに対処すべき課題として浮上しています。特に、物流や在庫管理を含むサプライチェーンマネジメント(SCM)の効率化は、競争優位を築く上で欠かせない要素です。しかし、…
日経新聞夕刊の記事に久しぶりに見入った。 10月15日金曜日の夕刊一面だ。 朝刊一面でないところが、微妙な扱いだが、私としては、朝刊扱いするべき記事だとは思う。 見出しは、“米主要SNS中国撤退”とある。 もちろん、IT関連の専門家でなければチンプンになる可能性が高い記事だ。 それでも、最近は、日経新聞などでもDXやAIにGAFAMなどが定番化しているので、数年前よりは、一般の人でも何だろう?と関心が向くのではないかと思う。 私は仕事柄も、企業や官公庁自治体の情報活用と情報セキュリティ関係のビジネスを20年以上しているので、どうしてもこういう記事の発信の意図と背景を推察したくなる。 シンプルに…
企業経営の現場で、どこの会社にも見受けられるのが、部分最適と全体最適の問題である。大きな企業や組織などでよくいわれるセクショナリズムは典型で有名な話である。 そこそこの会社になると事業部制になっていて、独立採算指向が強くなる。事業部間の競争意識がプラスに働くことも狙っているし、ひところはカンパニィー制度ともいわれていたように、一つの会社組織と見立てて事業部運営すると収益も好調となる。 その反面、事業部間の連携や協力が疎かになり、会社全体で見たら無駄が発生したり、コストが重複したりする。組織横断的に存在する管理や人事部門の負担も大きくなる。 また、単一の事業の会社でも、営業部門、直接部門(技術ま…
最近、ビジネスや経済の世界で、エコシステムが流行っている。 もともと、生物学の用語で、生態系と自然環境の相互作用の中での調和という意味合いに捉えているが、この使い方はとても多様だ。 環境問題は言うまでもなく、リサイクル、人材活用、建築、ITでも色々なテーマでエコシステムが使われている。 例えば、新興国の人材活用をエコシステムで考えてみる。今、日本は新興国からの若手労働力で経済の基盤を支えてもらっている。 仕組みとしては、技能実習制度が定着している。 一方的に日本のメリットだけ考えれば、日本の国や日本の企業が新興国の労働力を活用して終わり。極端になると、搾取していると国際批判を浴びやすい際どい制…