前回、深大寺探訪記(1)で日本最大の肖像彫刻「元三大師像」の大開帳を中心に報告しましたが、今回はその他の境内を散策した様子を記述します。 開山堂 元三大師像の開帳の際、お堂裏で並んでいたのは高台にある開山堂の傍でした。深大寺の地区案内図を再掲します。開山堂は、深大寺の最北側に位置します。 昭和58年の開創1250年大法会記念事業として新築された奈良時代様式の堂宇です。本尊に薬師如来、脇侍に弥勒菩薩、十一面観世音菩薩を安置し、開基満功上人、天台宗第一祖惠亮和尚の尊像も奉安しています。堂内は、格子、金網越しに観ることが出来ます。 白山社 開山堂を下ると、元三大師堂の左側に「白山社」があります。この…