(1)狭義の顎関節症
顎の骨の上にある関節円板のズレによって、うまく関節が動かなくなり、顎が鳴ったり、口が開かなくなったりする症状。関節円板がズレる原因としては、「歯ぎしり、噛み締め、片側だけで食べる、ストレス」などで起こると言われている。
(2)広義の顎関節症
狭義の顎関節症に付随して、頻繁にみられる不定愁訴を含めた症状。検査機械での測定が困難であるため、因果関係の厳密な解明がされていない。
歯の「かみ合わせ」に関係があると考える研究者も多く、そのため、咬合異常関連症候群と呼ぶこともある。