中山道の69宿のうち43番目の宿。岐阜県中津川市(旧・長野県山口村)に所在する。 江戸からの距離は332kmになる。
江戸から数えて一つ手前の宿場妻籠とともに古い町並み保存の草分け的存在。
道路が南北に貫通しているが急な山の尾根に沿っているので、急斜面で、その両側に石垣を築いては屋敷を造る「坂のある宿場」である。山の尾根のため水に恵まれておらず、火災が多いのが特徴である。
また、島崎藤村の故郷であり、生家(本陣)のあった場所には、現在藤村記念館がある。
岐阜県中津川市に旅行に行ってきました。 馬籠で撮れた夏の一枚。青い空すぎて、Mrs.GREEN APPLEの「青と夏」が脳内エンドレスリピート。 土曜は雨が強く運転が少し怖かったが、日曜は台風を感じさせない晴れっぷり。でも、8月末の少し涼しい天気で歩きやすい。久しぶりに会う学生時代との友人とゆっくり過ごせて、とても良い休日。 ここで中津川の良かったスポットを覚書。 ①「すや」の隣の甘味処「榧」 言わずと知れた有名スポット(らしい。同行者が教えてくれた)。9月限定の「栗白玉」は最高。優しい栗の甘味とふわふわもちもちの白玉。お漬物と一緒に食べれば、無限に食べられる。最後の一口をすするのが惜しかった…
江戸時代に整備された五街道の一つ、中山道の六十九の宿場の内、贄川・奈良井・藪原・宮ノ越・福島・上松・須原・野尻・三留野・妻籠・馬籠の十一宿が木曽路にある。 はじめはこれらすべてに足を停めようかとも考えたが、必要となる時間の点からこれは現実的ではなく、また今回は宿場巡りを主眼に据えたわけでもなかったことから、これは別の機会に譲り、個人的に名前に馴染みのある妻籠・馬籠に限ることにした。 その代わりというわけでもないけれど、妻籠へ向かう途上にある名所、寝覚の床に立ち寄る。 Google Mapのナビ機能を利用し、近くまでは速やかに辿り着いたものの、Googleが寝覚の床に与えた位置データの場所へ案内…
前々から、車中泊には興味があった。 こんなことは、やろうと思えばいつでもできるのだが、却ってそのためもあってかいざとなるとなかなか実行できないまま、気が付くと長い年月が経っていた。 それがこのところの旅心の沸き立ちに促され、漸く決行の意思が固まって実現することとなった。 計画を立てるに当たり、まず検討したのはどの程度の日数でどこへ行くかである。 何分未経験の試みゆえ、はじめは近場での一泊などもよかろうと考えたのだけれど、それでは安易に撤退してしまう恐れも無きにしも非ずという気がして、やはりそれなりに本格的なプランを立てることにした。 もっとも、鉄道のフリー切符のように距離を稼げばそれだけお得と…
中山道の馬込宿から妻籠宿までを 常々歩いてみたいと思っていたのです。 先日、念願叶って、歩いてきました。 天気予報どおりの晴れです。 昨夜の雨の影響が残っていないか 多少不安がありますが、 8時40分、スタートしました。 スタート地点はお宿です。 ちなみに全行程はこう。 昨日のアソコには すぐたどり着きました。 ここから少し歩くと 道は下り始め、下を走る 車道を横断します。 そしてしばらく歩道を歩きます。 500mも歩くと、車道から離れ、 山の中の中山道へと分岐します。 早くも600m歩いたぞ(笑)。 この時点で9時でした。 なんか遅くないかい? 1時間で2キロ行かないペース。 妻籠まで4時間…
こんにちは、むさしです。 当ブログを訪問して頂きありがとうございます。 先日台風が近づいた影響で大雨となりました。 まさにその最中、40歳まで勤めた会社の友人二人と下呂温泉に行ってきました。 一人は神奈川から約350kmを運転してきました。 むさしはもう一人の小牧の友人宅にミラジーノと止めさせていただいて彼の車に便乗しました。 飛騨川は水量が増して濁流になっています。 次の日に解ったことですが夜には氾濫寸前だったようです。 夜、10時頃には少雨になったようでした。 あのまま降り続けたら孤立していたかもしれません。 下呂温泉では有名な「水明館」に宿泊しました。 夕方はまだ豪雨です。 www.su…
4日目の朝は快晴であけました。青空が広がっています。最高のハイキング日和です。やったね! この道の駅は木造で洒落た造り。水場もあり、水筒に水を入れて持って行くことができました。 ここ賤母の食堂には、朝食セットがサービスされています(前日に調査済み)。開店前にはすでに数名の人が待っていました地元の人でした。和食と洋食があるのですが、もちろん和食。旅をしているとこのような和定食は本当にありがたい。しかも500円です。 さて、和定食をたべたら、さっそく馬籠宿へ出発。 着いたのは9時半ごろ。 街道の入り口には、すでに外人さんの姿が見えます。 登りはじめて間もなく、水車小屋があり、撮影スポットになってい…
夜明け前 第二部 (上) 島崎藤村新潮文庫昭和30年2月5日 発行平成24年6月20日 65刷改版 第一部を読んだので、せっかくなので第二部も読んでみることにした。図書館で借りた。 megureca.hatenablog.com megureca.hatenablog.com 裏の説明には、”鳥羽伏見の戦いが行われ、ついに徳川慶喜征討令が出される。東征軍のうち東山道具は木曽路を進み半蔵は一庄屋として出来る限りの手助けをしようとするが、期待した村民の反応は冷ややかなものだった。官軍と旧幕府軍の爆破の激しい戦いの末、官軍方が勝利をおさめ、江戸は東京へと改められて都が移された。あらゆるものが新しく作…
先に、馬籠へ 11月18日(金) 以前来た時よりも、お土産物店が増えています。 駐車場は無料で、私たちは南側(坂の下側)に停めました。行きが上りで、帰りは下りのほうが楽な気がして。平日でも、それなりの人出でちょうど良い感じがしました。 惜しい喫茶店 お客が入っている茶店には、入り口に提供する飲み物、料理の写真と値段が提示されていて、店構えも新しいか清潔感があります。風情があっても、中に入らないと何だかわからない、特に価格が、と言った場合にはとても入りにくいものです。 そこをあえて、客が少なそうの理由で入った「四方木屋」(午後からの営業)。 白玉ぜんざい700円、わらび餅+抹茶890円 店内の雰…
夜明け前 第一部 下島崎藤村新潮文庫昭和29年12月25日 発行平成24年6月20日 75刷改版 夜明け前(上)の続き。 megureca.hatenablog.com (上)と同じ、平静24年6月20日発行のものだけど、(上)は91刷で(下)は75刷というのは、(上)で挫折した人が多いのかしら???なんておもいつつ、続きの(下)を読んだ。 以下、ネタバレあり。 (上)の最後、中気を患った父・吉左衛門の回復を祈って、玉滝へ3日間の山籠もり(祈祷修行?)をした半蔵が、馬籠本陣に戻ってくる場面から始まる。吉左衛門は、跡目相続を半蔵に譲り、現役を退いた。 日本中で悪病(はしか)が流行して、多くの人が…
皆さんこんにちは、シンです。 今日は中津川市の馬籠宿を観光してきました。車中泊した道の駅「きりら坂下」は馬籠宿まで8km程度と近くてオススメです。 馬籠宿は「妻籠・馬籠」とセットにされることが多いですね。妻籠が長野県側、馬籠が岐阜県側です。この辺りが舞台の小説と言えば馬籠出身の島崎藤村の「夜明け前」。ええ、現地で知っただけの情報です。島崎藤村という人物名は知っていましたが小説は読んだことないです。 どちらも古い街並みが保存されていて、まあ大まかに似たようなものです。ただし私にとって大きな違いがあります。それは「恵那山」が見えるかどうか、馬籠は見える側です。 【恵那山山頂が雲に隠れて残念】 今回…