パートで働くとき、「これ以上稼ぐと社会保険料がかかってしまう」と、シフトを調整してきた方は少なくないはずです。よく話題にのぼる「106万円の壁」は、その代表的なものでしょう。ところが、この壁がなくなる方向で制度が変わろうとしています。厚生労働省は、月額賃金8万8,000円という加入要件を撤廃する方針を示しており、2026年10月からの実施が見込まれています(厚生労働省「社会保険の加入対象の拡大について」)。「壁」を意識してきた家庭にとっては、大きな転機になります。ただ、あわてる必要はありません。まずは10月に何が起きるのかを、順に見ておきます。 今の仕組みを、簡単におさらいします。パートやアル…